日常のなかの生命倫理―最後に守るべきものは何か

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日常のなかの生命倫理―最後に守るべきものは何か

  • 山本 史華【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 梓出版社(2018/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872620399
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C1012

出版社内容情報

医学・医療は、我々の日常と倫理をどのように変えるのか。脳死臓器移植、安楽死、代理出産、そして低線量被曝といった生命倫理の課題を、自分と関わりのある問題として問い直す。

は じ め に
第1章 死ぬとはどういうことか
 1 死を語るということ
 2 哲学における死
 3 自然現象としての死
 4 なぜ人は、死を悲しみ、怖がるのか

第2章 死を定義することは可能なのか
三徴候死と脳死
 1 死の二つの定義
 2 脳死について知っておくべきいくつかの基本事項
 3 脳死を考えるにあたっての重要な区別
 4 脳死の問題点

第3章 臓器、身体、そしていのちは誰のものか
脳死臓器移植
 1 脳死の歴史、臓器移植の歴史
 2 和田移植 拙速すぎた心臓移植
 3 改正臓器移植法の問題点

第4章 誰かの不幸を望むことは許されるのか
脳死臓器移植の倫理的問題

第5章 なぜ死に急ぐのか
尊厳死・安楽死、緩和ケア、ターミナルケア
 1 よい生とよい死
 2 安楽死のいくつかの事例
 3 安楽死概念の整理
 4 安楽死の倫理的問題点

第6章 自分の遺伝子を残すことになぜこだわるのか
ART、代理懐胎・出産、出生前診断、優生思想
 1 少子化と不妊
 2 少子化の現状とその原因をもう一度見直す
 3 不妊と生殖補助医療技術(ART)
 4 代理懐胎・出産をめぐる倫理的問題
 5 我々は優生思想と手を切れたのか
 6 こどもという価値の変化

第7章 希釈された危険性をどのように扱えばよいのか
低線量被曝、医学と医療の区別、IC、
生命倫理四原則、ポスト三・一一の生命倫理
 1 低線量被曝という現実
 2 医学と医療の違い、そしてエビデンスの分類と限界
 3 科学と社会の協働と生命倫理
 4 生命倫理の四原則と予防原則で解決できるか
 5 新たな橋渡し倫理原則と希望

あとがき

山本史華[ヤマモトフミカ]
著・文・その他

内容説明

医学・医療は、我々の日常と倫理をどのように変えるのか。脳死臓器移植、安楽死、代理出産、そして低線量被曝といった生命倫理の課題を、自分と関わりのある問題として問い直すために。

目次

第1章 死ぬとはどういうことか
第2章 死を定義することは可能なのか―三徴候死と脳死
第3章 臓器、身体、そしていのちは誰のものか―脳死臓器移植
第4章 誰かの不幸を望むことは許されるのか―脳死臓器移植の倫理的問題
第5章 なぜ死に急ぐのか―尊厳死・安楽死、緩和ケア、ターミナルケア
第6章 自分の遺伝子を残すことになぜこだわるのか―ART、代理懐胎・出産、出生前診断、優生思想
第7章 希釈された危険性をどのように扱えばよいのか―低線量被曝、医学と医療の区別、IC、生命倫理四原則、ポスト三・一一の生命倫理

著者等紹介

山本史華[ヤマモトフミカ]
1967年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。(博士)文学。東北大学大学院薬学研究科21世紀COEフェロー(助手)を経て、東京都市大学共通教育部准教授。専門は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。