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内容説明
先史時代の狩猟採集、火の発見は、料理の歴史にどんな影響を与えたか。交易や戦争、民族移動は食卓に何をもたらしたのか。食と人の歴史的側面をたどり、食文化の変遷を概観する!
目次
生から加熱へ―先史時代、メソポタミア、エジプト、中国、インド
穀物、ブドウ、オリーヴ―古代地中海地方
クレイジー・ブレッド、コーヒー、宮廷のマナー―中世(五〇〇~一四五三年)のキリスト教世界とイスラム教世界
新世界の食物―ジャガイモ、トウモロコシ、トウガラシ、チョコレート
食物のグローバル化―コロンブス交換
植民地から独立に至るアメリカ―聖なるタラ、黒米、メープル・ムーン、一五八八~一八五〇年
ヒュッツポット、ストーブ・ポテト、オート・キュイジーヌ―十七~十八世紀にかけてのオランダ、ロシア、フランスの料理
畜牛、コカコーラ、コレラ―アメリカ合衆国およびヨーロッパ、一八五〇~一九〇〇年
アフリカとアジア―現地対植民地の料理
たった一人の十字軍、クラシック・キュイジーヌ、そして禁酒法―一九〇〇~一九二九年のヨーロッパとアメリカ
スープキッチン(無料食堂)、スパム、TVディナー―世界大恐慌、第二次世界大戦、そして冷戦
アグリビジネス(農業関連産業)対オーガニック(有機栽培)―一九七〇年代から第三千年紀へ
著者等紹介
チヴィテッロ,リンダ[チヴィテッロ,リンダ] [Civitello,Linda]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で歴史学修士、ヴァッサー・カレッジで教養学士を取得。ル・コルドン・ブルーとアート・インスティテュートの料理学校で食物史を教える。『食と人の歴史大全―火の発見から現在の料理まで』(英語版)はグルマン世界料理書大賞(2003年、食の歴史部門)を受賞
栗山節子[クリヤマセツコ]
翻訳家。東京外国語大学卒業
片柳佐智子[カタヤナギサチコ]
翻訳家。国際基督教大学卒業。別宮貞徳氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。