• ポイントキャンペーン

めんと和菓子の夜明け―索餅の謎を解く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863450950
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

内容説明

日本料理は世界の文化遺産である。うどん、そうめんのルーツは奈良平安時代の「索餅」だといわれているが、どんな食べ物なのか、俗説、誤説が横行している。索餅とは、小麦粉に米粉を混ぜ、蒸してから細く切っためんであり、それを縒って揚げ、お菓子にもしたというのがこの本のテーマである。豊富な文献と実験によって証明する。

目次

中国で生まれ、日本に伝わった索餅
日本で変化した索餅
索餅のつくりかた
索餅をどうやって蒸したか
古代人の小麦粉づくり
ポピュラーで楽しい食べものだった「めんの索餅」
八種唐菓子として尊重された「お菓子の索餅」
小麦粉めんの急速な発達と日本への伝来
小麦粉めんに圧倒された「めんの索餅」
しんこ餅に変化した「お菓子の索餅」
世界の文化遺産・日本料理を支えた二つの高橋家
江戸時代の「お菓子の索餅」とその図
索餅の「お菓子説」「変化説」「めん説」を精査する

著者等紹介

松本忠久[マツモトタダヒサ]
1936年12月東京都新宿区内藤町生まれ。1960年3月東京大学文学部美学美術史学科卒業。1960年4月TBS東京放送入社。1996年12月同社退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽて子

0
御膳奉行の話が特に面白かったな。「澪つくし」の小松原さまについ思いを馳せてしまった。2012/03/18

高橋直也

0
高橋(私)のルーツは料理をする人だったと聞いたことがあるけれど真相は不明。この本にはそんな高橋のルーツにも触れていてちょっとうれしい。本筋から外れるけどね。2019/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4341646
  • ご注意事項