自己実現シンドローム 蝕まれる若者の食と健康

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860953072
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

目次

第1章 「あなたの夢をかなえることが大切よ」
第2章 熟年主婦の過去、二〇代女性の現在そして未来
第3章 「二〇歳以上に健康リスクが高まっている」背景にあるもの
第4章 若者の「食」を貧しくしているものは何か
第5章 「済ませる食事」が広がっている
第6章 自己実現不要論

著者等紹介

梶原公子[カジワラキミコ]
静岡県出身。家庭科教員として高校に20年あまり勤務。その後、立教大学大学院にて社会学修士、聖徳大学大学院にて栄養学博士、管理栄養士資格を取得。昨今の「食と栄養」に関わる諸現象、ことに若者の食の実態について、社会学的見地から調査、研究を行なっている。現在、社会臨床学会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yn_redqueen

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「食・自分・職業」という3要素のかかわり、食の貧困化に関してのおもしろいルポ本。「仕事の食事にはこだわりますが、プライベートの食事はあまり考えない」といった夢の追求に対する貪欲性と、体調と食に関するストイックさ&無関心さのギャップについてが印象的だった。専業主婦時代の女性は生きがいを感じるか、など保守的なところがあるのでフェミニストはご法度。食い意地が張っている人のほうが「新しいビールが発売されるごとにつまみを考える」作者の目線に共感して読めるところがあると思う2011/12/10

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