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出版社内容情報
このままでは日本は米中の「グローバリズム植民地」になってしまう!!
コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻を経ても
他の主要国が成長し続けている中、
日本だけが経済規模を縮小させています。
この原因こそ、我が国独特の思想である「反成長」と「平和主義」にあります。
これら2つの思想が、これまで行われてきた新自由主義的な政策や
近年高まりつつある環境保護を訴える運動と重なり、
日本の国力が著しく低下することとなりました。
一方、成長なき国をアメリカが守る理由はもはやなくなり、
中国との間で緊張が高まり続ける尖閣諸島などで有事が起きても、
そのまま明け渡すことになりかねません。
本書は、現在日本がおかれている状況を、
元内閣官房参与が過去の植民地事例を交えながら
丁寧に解説します。
内容説明
こうして日本は滅び去る。「幼稚な平和主義」と「SDGs」の危険な親和性。「台湾包囲」で当然のようにEEZ内へミサイルを撃つ中国。自国の食料需要をアメリカに差し出し続けた歴史。このまま我が国はアメリカと中国の食い物にされていいのか?元内閣官房参与が警鐘を鳴らす!!
目次
第1章 日本を滅ぼす「平和主義」と「反成長」
第2章 「21世紀」における国の滅亡とは?
第3章 「植民地」支配で、多くの国は滅び去ってきた
第4章 日本は事実上の、アメリカの属国であり植民地である
第5章 中国は日本のもう一つの「宗主国」になりつつある
第6章 「平和主義」が自滅を導く
第7章 「反成長」が日本を衰弱させ、自滅を導く
終章 日本は復活できるのか?―輝かしい未来の実現に向けて
著者等紹介
藤井聡[フジイサトシ]
1968年生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
belalugosi6997
T坊主
roatsu
新父帰る