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出版社内容情報
恥を知る、卑怯なことをしないなど、今なお、我々日本人の心に根強く残る倫理観の大本には武士道の精神がある、と著者は指摘します。そして、衣食住足りて、礼節を忘れがちな今日の日本人が、噛みしめるべきは武士道の言葉なのです。武士道と聞いて即座に想起される新渡戸稲造の『武士道』、山本常朝の『葉隠』から鎌倉時代の『極楽寺殿御消息』、戦国時代の『上杉謙信公家訓十六箇条』、江戸時代の会津藩の藩校日新館の『日新館童子訓』までをとりあげ、その中から数々の武士道の言葉を紹介しつつ、その核心に迫ります。
内容説明
『武士道』、『葉隠』、『極楽寺殿御消息』、『上杉謙信公家訓十六箇条』、『日新館童子訓』より、93の言葉を厳選して紹介&解説!
目次
第1章 「武士道」とは何か(いまなぜ「武士道」か;乱世の「武士道」と太平の世の「武士道」;新渡戸稲造と『武士道』 ほか)
第2章 武士・武士道の言葉(『極楽寺殿御消息』;「上杉謙信公家訓十六箇条」;『日新館童子訓』 ほか)
第3章 「武士道」に学ぶ日本人の生き方(本当の豊かさ;少欲知足、簡素な生活;ブータン人の幸福 ほか)
著者等紹介
志村史夫[シムラフミオ]
1948年、東京・駒込生まれ。名古屋大学工学博士(応用物理)。日本電気中央研究所、モンサント・セントルイス研究所、ノースカロライナ州立大学教授、静岡理工科大学教授を経て、静岡理工科大学名誉教授。日本文藝家協会会員、応用物理学会フェロー。現在私塾「志望塾」を主宰。日本とアメリカで長らく半導体結晶の研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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