内容説明
その食品、信頼できますか?添加物・放射能汚染・遺伝子組み換え・健康食品・輸入野菜…。食べる前に読む!知っておきたい身近な食品のこと。私たち消費者の“情報”が食の安全をつくる。
目次
第1部 私たちは何を食べているのか―消費者に届かない食の情報(食のありようがいま、問われている;身近な食品を“おいしく”する秘密―食品添加物;輸入食品の安全性はどうなっているか;表示問題から考える有機食品;遺伝子組み換え食品は安全か;食品汚染の実態―有害物質の影響;なくならない食品事故―食中毒と窒息事故;あふれる健康食品の安全性;食品表示は身近な情報源;食品の放射能汚染と新しい規制値)
第2部 私たち消費者の権利と食の情報(なぜ消費者の権利は軽んじられるのか;消費者にとって情報とは;「事故情報データバンク」のとりくみ―消費者庁の挑戦;いま、事故情報共有のためのシステムを―雪印事件から考える;食の安全・市民ホットラインとは何か―市民による食の不具合情報一元化の実施と意義)
著者等紹介
神山美智子[カミヤマミチコ]
弁護士、食の安全・市民ホットライン代表、食の安全・監視市民委員会代表。群馬県生まれ。中央大学法学部卒業。1965年弁護士登録(東京弁護士会所属)。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議理事、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会食品安全部会委員、東京弁護士会消費者問題対策特別委員会食品安全部会委員。長年の食品安全に対する功績を評価され、2008年、エイボン女性賞を受賞
山口英昌[ヤマグチヒデマサ]
美作大学大学院教授。1971年大阪市立大学大学院修了。独フンボルト財団研究員、大阪市立大学生活科学部教授を経て、2006年から現職。専門は食環境科学。2010年、食の安全・市民ホットラインの立ち上げにかかわり事務局を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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