出版社内容情報
2004年に「百年に一度の改革」といわれ、進められた国立大学の法人化。5年経ち、国立大学に進行した事態を検証。その実像と問題点を浮き彫りにする。
内容説明
法人化後に一番困難にさらされるようになった地方国立大学の現状と問題点を具体的事例によりながら検討。
目次
第1章 「駅弁大学はもういらない」!?
第2章 「大学教授」を目指す若者がいなくなる日
第3章 いつまで続く「研究費獲得コンテスト」地獄
第4章 沈没寸前の国立大学号、乗組員の大脱走が始まった
第5章 高すぎる教育費は少子化・格差再生産の元凶だ
第6章 混迷深める国立大学の近未来