内容説明
カラスの基礎知識の復習から生物学的観点からの応用編と番外編。カラス以外のこともわかる本。
目次
授業の前に 朝礼での伝達事項
一時間目 歴史の時間
二時間目 カタチの時間
三時間目 感覚の時間
四時間目 脳トレの時間
五時間目 地理の時間
六時間目 社会1の時間
七時間目 社会2の時間
実習 野外実習の時間
著者等紹介
松原始[マツバラハジメ]
1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。2007年より東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
82
(2023-114)【図書館本】カラス愛溢れる松原さんが「カラスの教科書」で書ききれなかったカラス愛を「これでもか!」と綴った続編。そして植木ななせさんのカラス君のイラストも可愛い。カラスって一種類じゃないの?って貴方もこれさえ読めば明日からカラス博士間違いなし!でもハシブトガラスの顔と旧ドイツ軍の軽戦車ヘッツァーが似てると言う話はマニアック過ぎないか?松原さんが軍オタとは知らなかったよ。でも「カラスって何故真っ黒なの?」って言う単純な質問も実はまだ答えが無いらしい。カラス道を極めるのは難しい…。★★★★2023/09/28
トムトム
40
分厚いのに物足りないぐらい面白かった!専門用語もかみ砕いてあり、分かりやすい。言語はコミュニケーションの道具です。難しい言葉で分かりにくく書いてある専門書を読むと、この人は言語(道具)を使いこなせていないなと思う。この本は言語を使いこなせる人が書いた本!好きだーー!ハシブトさんが肩をいからせてヤカラみたいに歩いているのは単純に歩くのが下手だからと知り、今まで以上に愛おしくなりました♡2019/09/20
ばんだねいっぺい
34
こないだカラスの眼をじっと見つめる機会があった。カラスの目玉は、まるでカメラのレンズのようだった。季節でねぐらを変えている?辛さは感じない?カササギが、こんなに愛されてる国があるとは。いろいろと興味深かった。 2019/08/16
宇宙猫
33
★★★★ 前回よりも専門的な感じ。その代わり注釈の脱線ぶりが楽しい。そして相変わらずイラストのゆるカラがめっちゃ素敵。2016/03/31
ヨクト
25
「からすの教科書」の第二弾。脱線につぐ脱線、そして著者のセルフツッコミ。そんなゆるゆるな内容なのだが、それくらいがちょうど良い。第一弾が脱線が多すぎて、内容が薄かったために本作で補習とのことだが、今回も好き勝手に楽しんでます。2016/01/24