内容説明
軍艦島/飛騨高山/隅田川/ローカル鉄道/アート/浅草―外国人に人気の観光地を一挙紹介!
目次
第1話 古都と廃墟
第2話 桜
第3話 川・運河
第4話 宿
第5話 ローカル鉄道
第6話 美術館
第7話 食べ歩き
第8話 都市観光
第9話 名城・古城
第10話 街道
第11話 バス
著者等紹介
水津陽子[スイズヨウコ]
経営コンサルタント。合同会社フォーティR&C代表。島根県出身。島根県立浜田高校卒業後、石油会社、官公署、税務会計事務所などの勤務を経て、1998年に経営コンサルタントとして独立。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究、執筆などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
27
オールカラーが嬉しい。高山市の外国人観光客は増えている(16頁折れ線グラフ)。2013年はクルーズ元年でクルーズ客船の誘致やMICEの開催・誘致(52頁)。リピーター率と認知度は大阪>京都(136頁~)。SIT:スペシャルインタレストツアー(140頁)。世界の名城25に選ばれた姫路城(152頁~)。外国人観光客が急増している松本城(157頁~)。8%は外国人。確かに台湾っぽい人がファミマに居たような? 馬籠峠は4人に1人は外国人(173頁~)。 2015/04/06
ひろ☆
23
街作りの専門家が書いた外国人に人気のスポット、呼びこんでいるポイント。なんだけど、話があちこち行き過ぎで、もっとまとまっていたら良かった。2015/02/14
James Hayashi
21
来週から日本へ一時帰国するので参考のために借りた本。穴場のスポットをテーマにしているのかと思ったが、実際は版元(日経BP)から分かる通りプチビジネスを扱ったもの。いかにインバウンドの訪日客を満足させビジターを増やすか、統計なども盛込み分析したもの。順調に訪日数は伸びているが、それを目的とする事なく日本の良さを知ってもらう事、また日本人自ら素晴らしい国である事を知り誇りを持つ事。それが著者の言わんとしている事。また、大切なのはブランド化とその広報。箱物を求めるのでなく、「おもてなし」の心を。 2015/09/11
イエローバード
13
木曽路の中山道ウォーキングをしたとき、すれ違うのが欧米人ばかりだったのと、地元のおもてなし英語のレベルの高さに衝撃を受け、本書を手に取った。オリンピックを一過性のインバウンド集客としてとらえず、その後も引き続きリピーターを増やすための方法がいろいろ提言されていて、面白かった。とりあえず、大阪の黒門市場と梅田スカイビル、港大橋に行ってみたいです。2019/01/15
メタボン
13
☆☆☆★ 物見遊山の旅を卒業し、体験型観光を楽しもう。私も旅のメインはやはり「体験」。特にその地域で「暮らすような」時間が何よりも楽しいし、いつまでも深く印象に残る。訪日客2000万人、そして北海道は来道客200万人を目指している。ありきたりの観光では到底達成することは出来ない。北海道であれば、やはり「アグリツーリズム」が有効。農業体験は都会暮らしに慣れた私たちの目を覚ましてくれるはず。そして何よりも美味しい食材との出会いが待っている。あとはやっぱり温泉もね。2014/11/29