内容説明
出生率低下、食糧自給率低下など、命にかかわる国家的課題。解決の鍵は「生の意思」と「共同」にある。農村を命と共同の学び舎と力説する技術者のメッセージ。
目次
序 農村の歩みに命と共同を学ぶ
第1編 ため池と里芋(ため池のある風景;ため池に想う ほか)
第2編 技術と知(「知」の共同体と“自発的知”の創造;生物の基本機能としての土地改良 ほか)
第3編 汝は何故に斯くも美しきか、何故に水の姿を纏いしか(水と十一面観音―発句編;水のある風景 ほか)
第4編 残る響き(エッセイ「蒲原にて」から;散文詩二編)
著者等紹介
川尻裕一郎[カワジリユウイチロウ]
1936年、門司市(現北九州市門司区)生まれ。1960年、農林省入省、現場・本省・地方局経験後、構造改善局課長補佐水利調整担当、新津郷農業水利事業所長、利根川水系農業水利調査事務所長、農業工学研究所長、鳥取大学農学部教授、全国土地改良事業団体連合会技術顧問、農業農村整備情報総合センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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