出版社内容情報
国際的な保健協力が目指す「健康」とは何か。その実現のために、どのような法や制度が創出されてきたのか。従来の国際法学を超えて、「社会医学」と「生物医学」の対抗関係を軸に、現在の世界保健機関(WHO)にいたるグローバルな「健康」体制のあり方を問い直す。パンデミックの時代に必読の書。
内容説明
国際的な保健協力が目指す「健康」とは何か。その実現のために、どのような法や制度が創出されてきたのか。「社会医学」と「生物医学」の対抗関係を軸に、現在の世界保健機関にいたるグローバルな「健康」体制のあり方を問い直す。パンデミックの時代に必読の書。WHOの前史から現代の感染症まで。
目次
序章
第1章 国際防疫協調体制―19世紀後半から第一次世界大戦まで
第2章 国際保健協力の登場―戦間期
第3章 世界保健機関の理念と構造
第4章 世界保健機関の下での国際保健協力
第5章 グローバル・ヘルスの模索
終章 パンデミックの時代に
著者等紹介
西平等[ニシタイラ]
1972年兵庫県に生まれる。1995年東京大学法学部卒業。2000年東京大学大学院法学政治学研究科博士後期課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手などを経て、関西大学法学部教授、博士(法学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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