SB新書<br> 難しいことはわかりませんが、統計学について教えてください!―身近な疑問からはじめる統計入門

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SB新書
難しいことはわかりませんが、統計学について教えてください!―身近な疑問からはじめる統計入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815602413
  • NDC分類 417
  • Cコード C0233

出版社内容情報

「統計的思考法」のコアスキルが、
60分で身につく!

大事であることはわかるけれど、何に使えるのかわからない、何がすごいかわからない学問、
「統計学」が、今度こそわかる!
読者(ビジネスパーソン)が日常の気になる疑問にひもづいたストーリー 形式で
基礎知識を学べる、文系のための世界一カンタンな統計入門。

内容説明

数字や数式に苦手意識のある人は多い。本書は、そうした「数字・数式アレルギー」を自認している人にとってこそ、有益なものであってほしい。統計学の手法を使えるようになるより、まずは大雑把にでも、統計学の何たるかを理解する。それには、まず統計学的なものの見方・考え方に関心をもってもらうことが出発点だ。統計学の本質が1時間で学べる、画期的入門書。

目次

第1章 「だいたい1分遅れて来るバス」はなぜ、あてにならないのか?―平均値と標準偏差
第2章 身長168cm、バスト94cmがすごい理由―標準化
第3章 「100パーセント当たる予言」は可能なのか?―正規分布
第4章 サバを読むあの人の年齢は、本当はいくつなのか?―区間推定
第5章 「集客率5パーセントアップ」は成功か?失敗か?―仮説検定
第6章 缶コーヒーは、CMがおもしろいと売れるのか?―相関係数
第7章 「アカデミー賞を逃した作品」はなぜ、大ヒットしたのか?―回帰分析

著者等紹介

小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。数学エッセイストとしても活躍し、複雑な数理の世界へのわかりやすい解説に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さこちゃん

20
事象を印象や感覚で判断することなく数字で表し、客観的に検証予測すること。だと思うがやはり難しい。直感だけに頼ると見誤ることに気を付けよう。2020/01/09

アヒル

4
★★★ やっぱりだんだんわからなくなっていった。「当然○○となる」と書かれて、そのことが理解できない場合、もうホントイヤになる。2019/12/28

きー

4
なるほど。おもしろい。原点に立ち返るような感じか。統計学のイメージをつかむには良い本だと思う。すべて日本語で説明してくれるし。平均差を絶対値とせずに二乗してルートって、確かに言われてみれば…ってなったりと、所々面白い視点からの考え方も発見できた。ただ知ってる側の人間からすると、日本語じゃなくμやσやたくさんの数式で埋め尽くされてた方が面白いし興奮する(笑)まあそれは、この本の趣旨とは違うので、専門書へどうぞって感じか。結論、おもしろかったです。統計学って身近なんだなあって改めて思いました。2019/11/28

たか

3
物語調で読み物として面白い。だがこれほど簡単に説明されても、区間推定あたりからよく分からなくなってくる。なるたけ平易にという気持ちはありがたいものの、理解不足ゆえか、それって何故自明なの?と置いていかれる箇所がいくつかあった。この手の本をいくつか読んで用語に対する感覚はふんわり掴めてきたので、次は数学の復習が必要そう。2021/05/07

はる

3
それらしい主張に対してなんか腑に落ちないと思っても、どこに引っ掛かっているのか判断するには統計学の知識が必須だと思う。論理的思考、批判的思考というものでしょうか。タイトル通り、統計学の考え方をさらりと教えてくれる。まだまだ統計に対する苦手意識はなくならないが、統計学が身近になる一つのきっかけになった。2021/03/15

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