内容説明
基礎的な概説、ケーススタディ、アクティブラーニングのスリーステップで初学者を深い学びへと誘うテキストシリーズの第一弾。日常の相互行為から災害、生きづらさ、紛争、ファッション、ジェンダー、医療…と間口が広く奥行きの深い社会学の面白さを味わってもらいたい。
目次
社会学とはどういう学問か―個人と社会
第1部 つながりと差異の社会学(日常生活と社会―相互行為の社会学;社会の時間と個人の時間―時間の社会学;災害から見えるもう一つの社会―ボランティアの社会学;紛争と物語―記憶と政治の社会学)
第2部 身体・ジェンダー・マイノリティの社会学(ファッションがつなぐ社会と私―身体の社会学;現代的な生きづらさ―マイノリティの社会学;性/性別の「あたりまえ」を問い直す―ジェンダーとセクシュアリティの社会学;社会のなかの医療―健康と病の社会学)
第3部 サブカルチャー・観光・非日常の社会学(サブカルチャーは世界を旅する―サブカルチャーとグローバリゼーションの社会学;マンガが生み出す読者たちの共同体―メディア受容の社会学;情報、趣味と表現活動―情報プラットフォームの社会学;観光現象から考える「社会」と「私たち」のすがた―観光の社会学;日常のなかの非日常―消費の社会学)
第4部 移動・家族・仕事の社会学(移民という存在―移動・移民の社会学;国際結婚と地域社会―移動の女性化とグローバリゼーションの社会学;秩序か束縛か―組織の社会学;働くことの多層性・多相性―産業・労働の社会学)
大学で学ぶということ―「社会学」をこえて
著者等紹介
油井清光[ユイキヨミツ]
神戸大学名誉教授。博士(文学)。専門は社会学理論
白鳥義彦[シラトリヨシヒコ]
神戸大学大学院人文学研究科教授。学術修士、DEA(パリ第1大学)。専門は社会学
梅村麦生[ウメムラムギオ]
日本大学文理学部社会学科助手。博士(文学)。専門は理論社会学、社会学説史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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