ダム湖の中で起こること―ダム問題の議論のために

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784805208601
  • NDC分類 517.7
  • Cコード C1040

内容説明

ダムとは何か?ダム湖の中やその下流ではどんな現象が起こり、どのような環境影響があるのか?今後もダムを造り続けるのか、それとも撤退するのか?川や湖の研究者として40年近くダムと河口堰問題に関わってきた著者が、現場で調査・観測したデータを中心に、社会や経済の視点も入れながら、丁寧に解説する。ダムとこれからの社会をどうするか、本気で議論するために、必読の1冊。

目次

ダム、ダム湖とは何か?
ダム問題とは何か?
ダム湖の中で起こること―その1・水温と水質の特徴
ダム湖の中で起こること―その2・プランクトンの発生とその影響
ダム湖の下流で起こること―その1・水位の変化と冷濁水の放流
ダム湖の下流で起こること―その2・生き物への影響を巡って
ダムの環境影響の議論の歴史
ダムによる環境変化はどこまで予測できるか?軽減できるか?
ダムと災害
多目的ダムの功罪〔ほか〕

著者等紹介

村上哲生[ムラカミテツオ]
1950年、熊本県生まれ。1973年、熊本大学理学部生物学科卒業、博士(理学)。名古屋市水道局、同市公害研究所(環境科学研究所)を経て、2000年より名古屋女子大学助教授、2003年より教授。(財)日本自然保護協会参与。専門は陸水学(川と湖に関する科学)、環境科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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(2013,517.7)いわゆる左派的環境論派ではない、科学者によるダム問題の良心的な入門本。今までのダム問題本解説あり。ダムから流れる水は、湖のように表層から川となって流れるのと違って、ダム湖底から流れ出る。そのため水温は低いし、濁った水が出ることも多いと初めて知る。昭和32(1957)年の多目的ダム法の存在はデカイ(悪い)。「豊かな生態系の破壊」「多様性の維持」という言葉に手を染めたら、非科学的になるという。同意だ。八郎湖では多用されていた。しかし、ダムのない川は全国に残っているのだろうか?2024/02/01

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