ディスカヴァー携書<br> 食にまつわる55の不都合な真実

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ディスカヴァー携書
食にまつわる55の不都合な真実

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  • サイズ B40判/ページ数 159p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799323533
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0230

内容説明

日本人の40代男性は34.6%が肥満。東京都の食料自給率は1%!小学生の約5%がアレルギー体質!?もし食料輸入が止まったら、肉は10日に1食!統計で読み解く、知られざる食の不都合な真実とは?

目次

第1章 食と健康についてクライシスな12の事実(日本人男性の30代28.6%、40代34.6%、50代36.5%が肥満;20代女性の20.7%がやせすぎ ほか)
第2章 日本人の食生活についてクライシスな10の事実(米は主食じゃない?一人当たりの消費量1962年118kgが2017年は54.4kgに;惣菜(中食)の利用は10兆555億円。10年前の123%の伸び ほか)
第3章 食の安全についてクライシスな7つの事実(日本の農業1戸当たりのタマゴを採る鶏飼育数は6万3000羽を超える;将来の食料供給に対して「不安だ」と答えた人は83% ほか)
第4章 食料自給率についてクライシスな18の事実(日本の農産物の純輸入額は669億ドルで世界1位;もし食料輸入が止まったら、卵は15日に1個、肉は10日に1食 ほか)
第5章 日本の農業についてクライシスな8の事実(日本国内の65歳以上の農業従事者の割合は60.7%;1経営あたりの農地はアメリカ169.6ヘクタール、日本は2.8ヘクタール ほか)

著者等紹介

金丸弘美[カナマルヒロミ]
食総合プロデューサー、食環境ジャーナリスト。「食からの地域再生」「食育と味覚ワークショップ」「地域デザイン」をテーマに全国の地域活動のコーディネート、アドバイス事業、執筆活動などを行なう。また各行政機関と連携した食からの地域創り、特産品のプロモーション、食育事業のアドバイザーとして活動。総務省地域力創造アドバイザー、内閣官房地域活性化応援隊地域活性化伝道師、小笠原諸島振興開発審議会委員(国土交通省)、学校給食等地場食材利用拡大委員会委員(農林水産省)、特定非営利活動法人発酵文化推進機構特任研究員、新潟経営大学特命教授、明治大学農学部食料環境政策学科兼任講師、フェリス女学院大学国際交流学部非常勤講師、ライターズネットワーク相談役、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タナカ電子出版

31
この本は55の日本の食に関する現状をリアルに伝える本です。著者の金丸弘美さんは食環境ジャーナリストです。検索したところAmazonでは40ほど著作があり、今回の本の内容の参考文献もかなり豊富です。 今まで新聞に掲載された内容から政府各省庁の統計から引用されています。食に敏感な方にはおすすめな本になっています。著者の視点としては安全性と自給率などが主なテーマです。しかしながら食べ物と健康被害は非常に証明が難しくアトピーなどは個人差が出やすく…添加物 残留農薬などは少量であれば生体に及ぼす影響は判断が難しい。2019/01/07

Sakie

17
確かに「食にまつわる不都合な真実」だが、だいたい皆がそれなりに知っている真実である。女子大学の講師だそうなので、リベラルアーツ的な方向で書かれたのかとも思ったが、それなら数字の羅列ではなく、グラフなど視覚的に把握しやすいツールを活用すべきだろう。数字はともかく、私にはいわずもがなの事柄ばかりだった。書かれている様々の事象は、フードマイレージの高さをはじめ、日本の食料自給率の低さに由来するものが多い。総人口が減るなら減るなりに、農産物及び畜産物の生産者層を一定割合確保しないと、今後大きな懸念事項になりそう。2019/11/01

ののまる

10
日本の食糧自給率が低いとされているのはウソ、という本もあるけど、実際どうなのか。東京の食糧自給率1%が本当ならば、異常な数字。インフラ障害になったときどうするのだろう。2020/11/17

ポップ430

7
農薬が蜜蜂やな影響あるのは真山仁のマグマ?で知ったんだっけな?2018/10/16

breguet4194q

0
タイトルのとおりの本です。日本人がこの現実をどう受け止め、どう行動にうつすか。これが全てですね。2018/11/08

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