出版社内容情報
超大型台風や豪雨など関心の高まる気象。基本的な天候の解説から防災対策・環境問題まで網羅した定番書を改訂。教養としてだけでなく、農業、船舶、報道、防災(自治体)関係者へ。
内容説明
気象に関する基礎的な概念・知識を平易な図版&シンプルな表現でわかりやすく解説!気象予報士試験対策の「一冊目に読む入門書」としても最適!
目次
第1章 太陽と地球
第2章 大気の鉛直構造
第3章 熱力学の考え方の基礎
第4章 水蒸気量の表現方法
第5章 雷雲の発生しやすさを調べる
第6章 降水過程
第7章 大気における放射
第8章 大気力学
第9章 大規模な大気運動
第10章 中小企模の大気運動
第11章 日本の気候
資料
著者等紹介
岩槻秀明[イワツキヒデアキ]
1982年9月1日宮城県気仙沼市生まれ。人間総合科学大学人間科学部卒業。気象予報士。千葉県立関宿城博物館調査協力員。千葉県希少生物及び外来生物リスト作成検討会種子植物分科会委員。野田市史編さん調査協力員(自然編)。自然科学系のフリーライターとして、植物や昆虫、気象学など、身近な自然に関する書籍の執筆や監修などを行っている。また、学校や公民館などで、自然体験講座や気象講座の講師を務めるほか、「わぴちゃん」の愛称で、テレビやラジオにも出演している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moeko Matsuda
6
仕事上、知識の足しにと思って読み始めた。今まで何もわかっていなかったことがよくわかった。途中大気力学のあたりで何度も挫けそうになったが、なんとか読み倒せた自分を褒めつつ、あの手この手で噛み砕いて書いてくださった著者の岩槻先生に感謝したい。とりあえず、少し間を空けてもう一度通して読みます。一度で理解し切るには、自分の脳味噌の性能がちょっと足りません。苦笑2020/04/28
おっきぃ
0
本格的に気象学を勉強する前の準備として読もうと思った。色々なトピックが広く浅く述べられており、解説は物足りないけどそもそもの目的は達している。 反面、誤植が散見され、著者の言い回しもちょくちょくおかしい。そして、明らかに間違っている箇所もある(p63のボイルの法則の利用例。ボールに空気を入れたら気体の量が増えるので圧力が上がって当たり前)。 著者が地元に関わっている人なので購入した面もあるけど、編集者含めてきちんと校正しているのだろうか。正直、お勧めできない本。2023/02/26
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