内容説明
誕生以来の謎に満ちた歴史とメカニズムを豊富な図版で解読!地球46億年の歩みをたどる決定版。
目次
第1章 新しい地球観
第2章 地球のしくみ
第3章 太陽系の中の地球
第4章 地球の形成・生命の誕生(第1事件)
第5章 大陸地殻のはじまり(第2事件)
第6章 光合成のはじまりと超大陸の形成(第3事件・第4事件)
第7章 原生代後期の地球変動
第8章 多細胞動物の出現事件(第5事件)
第9章 古生代末の生物大量絶滅事件(第6事件)
第10章 恐竜の時代から人類の時代へ
著者等紹介
川上紳一[カワカミシンイチ]
1956年生まれ。岐阜大学教育学部教授。名古屋大学理学部卒業後、同大学院理学研究科地球科学専攻修了(理学博士)。専門は地層の縞から過去の環境変動を読み解く縞々学、地球形成論、比較惑星学。理科教育分野のWEB教材開発とその活用事例研究にも力を入れている
東條文治[トウジョウブンジ]
1970年生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。日本学術振興会特別研究員(PD)等を経て、名古屋芸術大学講師。専門は縞々学。古生物化石の形態や成長縞の解析から、先カンブリア代の地層の縞の解読、さらに理科教育学まで幅広い対象を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
1
地球のしくみ。太陽系の中の地球。地球の形成と生物の誕生。大陸地殻のはじまり。光合成のはじまりと超大陸の形成。原生代後期の地球変動。多細胞生物の出現。古生代末の生物大量絶滅。恐竜の時代から人類の時代へ。ノアの洪水伝説の舞台として浮上した黒海周辺。2015/03/09
月をみるもの
1
ちょっと分野違うだけで、最新状況をフォローするのはそれなりに大変になるので、こういう本は大変勉強になります。2014/11/20
もふ子
0
★★★☆☆題名によくわかる、と書いてるとはいえ初心者にはちょっとヘビーかも。結構長いし専門用語多いので。しかし、テーマは興味があるものだったので読めて満足。これまで読んだ本でいうと、宇宙の歴史よりミクロで、サピエンスの歴史よりマクロなスケールというまた新しい観点で歴史を学べて面白かった。太陽系ができて、核、月、陸、大気、海が形成されて、やっと生命が誕生したと。さらに、そこから何度か生命が絶滅を繰り返して今自分が生きてる瞬間があるっておもうと…奇跡みたいだな〜と感動。2017/06/16
naoto
0
400ページ近く、読みである!これでも、地球史としては入門レベルなんだろうか。数式が出てこないから、そうなんだろうな。扱う範囲も広く、かなりわかった気にさせてくれる。さらにいろいろ知りたくなってくる。科学オタク街道まっしぐらです(笑)2014/08/13
reisyagetu
0
大学にいるので、これはあの時聴いた話、これはあの人の研究と色々と思い出すことや書いてあることについて考えてみたりと楽しかった。2013/09/12