出版社内容情報
「うまくなりたい」「できるようになりたい」という切実な思いをもったことがない人は、おそらくいないでしょう。部活動で、受験勉強で、ゴルフで、英語で、仕事で……。しかし、なかなか思うような結果がだせない自分にくやしい思いをした人も多いはず。でも、それはあなたに才能がないからではありません。伸び悩むのは「努力の仕方」が間違っているからです。本書では、上達するための「正しい努力の仕方」を解説します。
目次
第1章 最高の実力をだす技術
第2章 結果をだせる練習の技術
第3章 勝負強くなる技術
第4章 集中力を高める技術
第5章 記憶の達人になる技術
第6章 高いやる気を発揮する技術
第7章 打たれ強くなる技術
第8章 創造性を発揮する技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
patapon
3
「やらねばならない」より「楽しいからやる」が上達への道であること。そのための工夫をしていくことが大事。あと何事も3週間継続できれば習慣として身に付くというのはよく聞くけれど、その3週間が続かない。運動習慣を身に付けるために今日から実施してみます。2020/03/22
Chillmoon
0
スポーツが中心ではあるが、様々な分野の上達に必要な技術を広く扱っている本。図やイラストが多めで、一度読んで行き詰まった時にまた開いてみるという使い方が良さそう。2021/04/24
Femit
0
ものごとの習得に関する諸々のフレームワークについて。ほとんど事実だけが章-節ごとに淡々と書かかれ、ひとつの本に簡潔に読みやすくまとめられている。スポーツに限らず、趣味一般のスキルは決まりきった練習方法などないと思うが、いざ試みようとしても、非効率的であったり、そもそも何をすれば良いか漠然としなかったりするので、本書は汎用的なメタ知識として重宝できる。2020/05/05
IGBB
0
様々なテーマの上達の技術が記述されている。印象に残るものとしては、●「好き」という感覚を持ちながら、「自分を成長させたい」という欲求を心の中に満たして、目の前の練習や勉強、仕事にのめり込んでほしい●結果を出すには、結果志向でなくプロセス志向に徹すること。欲を取り払い、自分ができることに徹すること●ほとんどの人は、仕事がうまくいかない理由をオンタイム(仕事)に求める。しかし、たいていの場合、オフタイムに問題がある。・食べる・眠る・飲む・運動する という4つの要素を最高レベルに引き上げることが大事である2019/11/01
すし
0
上達するための方法が長年の著者の研究やプロアスリートなどの事例を元に具体的に、適度な分量と図を使って説明されいました。上達するには「好きという感覚を持ちながら自分を成長させたいという欲求を心の中に満たし、練習にのめり込むこと」と「継続」の2つが要素だと説明されています。そのために、成功した時の達成感を至上の喜びと感じることや、うまく目標を立ててそれに向かって継続的に取り組むこと、やったことを検証してそこから学びを得ること、集中する方法などが書かれています。読んだその時から実行可能なとても実践的な内容でした2019/09/28