SB新書<br> 本当は怖い不妊治療

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SB新書
本当は怖い不妊治療

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797389586
  • NDC分類 495.48
  • Cコード C0295

出版社内容情報

不妊治療の真実今世紀最大の医療スキャンダル!

日本で不妊治療を受けている人は50万人を超え、年間4万人が高度生殖医療で生まれている。
不妊症に悩むカップルは6組に1組。
世界的に見ても日本は世界一の不妊治療大国だ。

しかしその成功率は非常に低い。
日本はなぜ治療件数世界一なのに、出産率世界最下位なのか
そもそも日本で行われている不妊治療は安全なのか。

この問題に、『少年A 矯正2500日全記録』『僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実』など
のベストセラーがある、ジャーナリスト/ノンフィクション作家、草薙厚子が迫る。



第1章 不妊治療後進国日本
第2章 不妊治療とは?
第3章 本当は怖い日本の不妊治療
第4章 妊娠できないのはなぜか?
第5章 危ない病院 5つのチェックポイント
第6章 不妊治療最前線
第7章 それでも子どもが欲しい夫婦のために


草薙 厚子[クサナギ アツコ]
ジャーナリスト・ノンフィクション作家 元法務省東京少年鑑別所法務教官。地方局アナウンサーを経て、通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門でアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。その後、フリーランスとして独立。現在は、社会問題、事件、ライフスタイル、介護問題、医療等の幅広いジャンルの記事を執筆。そのほか、講演活動やテレビ番組のコメンテーターとしても幅広く活躍中。著書に『少年A 矯正2500日全記録』『子どもが壊れる家』(文藝春秋)などがある。

黒田 優佳子[クロダ ユカコ]
医学博士・産婦人科医師・臨床精子学専門家1987年、慶應義塾大学医学部卒業。95年、同医学部産婦人科学教室大学院卒業。受精能を有するヒト精子の精製法と評価法を確立し、学位取得。東京大学医科学研究所研究員を経て97年、女性医師として初めて慶應大学産婦人科学教室医長に就任。2000年、自身の基礎研究に基づき、最先端の知識と技術を駆使した不妊治療を実現するために独立。現在、黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長。著書に『不妊治療の真実』(幻冬舎)などがある。

内容説明

自閉症スペクトラム患者、発生率2倍の真実。2015年3月19日、「顕微授精に代表される生殖補助医療による妊娠で生まれた子は、そうでない子に比べ、自閉症スペクトラムになるリスクが2倍になる」という衝撃的なニュースが世界を駆け巡った(『American Journal of Public Health』“本文参照”)。日本でも50万人が受けている不妊治療。この治療のリスクとメリットを第一線ジャーナリストが追う

目次

第1章 不妊治療大国日本(21人に1人が生殖補助医療で誕生している;5組に1組は不妊治療を受けている ほか)
第2章 なぜ日本人の妊娠・出産率は低いのか(卵子の老化とは;「卵子・たまご持ち」と「卵子・たまご貧乏」 ほか)
第3章 世界の不妊治療はどうなっているのか(スペイン ラーメン店でドナー募集、カジュアル化する不妊治療ビジネス;イタリア カトリックの影響による厳格な規制が改正 ほか)
第4章 本当は怖い不妊治療(日本の不妊治療には法律が追いついていない!?;医者のミスで他人の子を産むリスクがある ほか)
第5章 不妊治療最前線(次世代の不妊治療に希望はあるか;エピソード1 ほか)

著者等紹介

草薙厚子[クサナギアツコ]
ジャーナリスト・ノンフィクション作家。元法務省東京少年鑑別所法務教官。地方局アナウンサーを経て、通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門でアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。その後、フリーランスとして独立。現在は、社会問題、事件、ライフスタイル、介護問題、医療等の幅広いジャンルの記事を執筆。そのほか、講演活動やテレビ番組のコメンテーターとしても幅広く活躍中

黒田優佳子[クロダユカコ]
医学博士・産婦人科医師・臨床精子学専門家。1987年、慶應義塾大学医学部卒業。95年、同医学部産婦人科学教室大学院卒業。受精能を有するヒト精子の精製法と評価法を確立し、学位取得。東京大学医科学研究所研究員を経て97年、女性医師として初めて慶應大学産婦人科学教室医長に就任。2000年、自身の基礎研究に基づき、最先端の知識と技術を駆使した不妊治療を実現するために独立。現在、黒田インターナショナルメディカルリプロダクション院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

40
この情報が正しいとするなら、まず不妊治療をしようとしている人に、リスクの説明をきちんとしないといけないと思うが、すでに不妊治療で子供を授かり、たまたま子供が自閉症だったご家族には知りたくもない情報な気はする。が、なるほどと頷ける部分も多かった。2018/11/17

香菜子(かなこ・Kanako)

7
本当は怖い不妊治療。草薙厚子先生の著書、黒田優佳子先生の監修。不妊に悩む女性、不妊に苦しむ女性は世の中に本当に多い。不妊治療、顕微授精、生殖補助医療がもたらす危険性をわかりやすく説明している。これから不妊治療、顕微授精、生殖補助医療を考えている方や不妊治療、顕微授精、生殖補助医療で子供を授かった方には必読かもしれません。2018/01/14

乱読家 護る会支持!

7
21人に1人が生殖補助医療で生まれ、5組に1組が不妊治療を受ける世界一の不妊治療大国日本。。。。 不妊治療のリスクは、、、顕微授精の先天異常の発症率の高さ。遅れている法整備。医師による精子の取り違えなどの人為的ミス。医師免許の無いものが行う精子の選定と精子の注入。管理されない採精行為など、、、 受精を促す健康管理やセックス管理には違和感が無いが、体外受精、顕微授精には、なんか違和感がある私です。愛ある行為で子供を授からない場合は、諦めることも必要な気がします。皆さんはいかが?2017/08/17

ゆかるりら

5
不妊治療と言っても人工受精、体外受精、顕微授精とあるということ、日本は他国と比べて不妊治療に対する妊娠率がかなり低いということが知れた。2017/04/24

jupiter68

0
知識を増やすために読んでみた。やはり、安易に信じてはいけないものもあるようだ。今後またこの分野の評価がそのうちになされるだろう。今の状況が将来否定されないように祈るばかり。2018/02/23

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