サイエンス・アイ新書<br> 戦術の本質―戦いには不変の原理・原則がある

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サイエンス・アイ新書
戦術の本質―戦いには不変の原理・原則がある

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797389470
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「論理」と「科学」で勝利する【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長をつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦術の本質」を1冊にまとめました! 】

リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。また、兵法書として名高い『孫子』は、多くのビジネスマンに愛読されています。戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。


【この本の内容(一部)】
●戦いには守るべき基本と原則がある
●目的・目標を確立し、徹底して追求せよ
●イニシアティブを奪い、敵をわれに追随させよ
●戦闘力は兵力数の2乗に比例する
●すべてを守ろうとするものは、すべてを失う
●形而上下のあらゆる戦闘力を決勝点に指向せよ
●奇襲を防止し、行動の自由を確保せよ
●想定外こそが奇襲の本質である
●戦闘力使用の原理は集・散・動・静
●戦闘力を構成する8大要素
●まず迂回、次いで包囲の可能性を追求せよ
●防者に陣外決戦を強要せよ
●敵の弱点である背後または側面から攻撃せよ
●包囲の終末段階は遭遇戦または突破となる
●J・F・C・フラーは突破を科学的に分析した
●突破正面に徹底して戦闘力を集中せよ
●間隙から潜入して特定の目標を達成せよ
●事後の戦闘に最適の状態で到着せよ
●敵との接触・戦闘を予期して行軍せよ
●遭遇戦の特色は主導権の争奪戦にある
●防御は他の決定的行為に従属する戦術行動

■第1章戦いには不変の原則がある
戦いの原則
目標(Objective)
攻勢(Offensive)
集中(Mass)
兵力の節用(Economy of Force)
機動(Maneuver)
指揮の統一(Unity of Command)
警戒(Security)
奇襲(Surprise)
簡明(Simplicity)
Column1 グスタフ・アドルフの野砲

■第2章戦いの基盤
戦闘力?その?
戦闘力?その?
戦闘力?その?
戦場の地形
戦場の気象
情報?その?
情報?その?
戦闘力の維持
兵站?その?
兵站?その?
兵站?その?
衛生?その?
衛生?その?
人事サービス
C4ISR?その?
C4ISR?その?
Column2 ライフル銃

■第3章戦いのサイエンス
攻撃機動の方式
迂回
包囲?その?
包囲?その?
突破の理論
突破
浸透
徒歩行軍
接敵行軍
遭遇戦?その?
遭遇戦?その?
防御?その?
防御?その?
防御?その?
防御?その?
戦力転換点
攻者の打算?その?
攻者の打算?その?
防者の打算
後退行動
各個撃破の論理?その?
各個撃破の論理?その?
各個撃破の論理?その?
相互支援
コンバインド・アームズ
Column3 蒸気機関の性能向上

■第4章戦いのアート?指揮官の決断
旅団本部の幕僚組織
意思決定の理論
ステップ1:任務の受領
ステップ2:任務の分析
ステップ3:行動方針の案出
ステップ4:相対戦闘力
ステップ5:行動方針の分析
ステップ6:行動方針の比較
ステップ7:行動方針の承認
ステップ8:計画・命令の作成
危険見積
情報見積
METT-TC
Column4 内燃機関の発明

■第5章アートとサイエンスの叙事詩?戦史の華
各個撃破?その?
各個撃破?その?
エアランド・バトル
南北戦争(Civil War)
鳥羽伏見の戦い
余話として
フォークランド紛争?その?
フォークランド紛争?その?
幻の『Plan1919』
アレシア攻防戦
内線作戦
外線作戦
ルンガ沖夜戦
スオムサルミの戦闘
独断専行
情報軽視の体質
闘魂?敵中突破
軍紀の保持
北アフリカ戦線?その?
北アフリカ戦線?その?
兵どもが夢の跡

木元 寛明[キモト ヒロアキ]
1945年、広島県生まれ。1968年、防衛大学校(12期)卒業後、陸上自衛隊入隊。以降、第2戦車大隊長、第71戦車連隊長、富士学校機甲科部副部長、幹部学校主任研究開発官などを歴任して2000年に退官(陸将補)。退官後はセコム株式会社研修部で勤務。2008年以降は軍事史研究に専念。主な著書は『戦車の戦う技術』(サイエンス・アイ新書)、『自衛官が教える「戦国・幕末合戦」の正しい見方』(双葉社)、『戦術学入門』『指揮官の顔』『ある防衛大学校生の青春』『戦車隊長』『陸自教範「野外令」が教える戦場の方程式』『本当の戦車の戦い方』(光人社)。

内容説明

リアリズムが支配する現代の戦場で、軍隊の指揮官はどのように作戦を立案し、どう部隊を指揮・運用し、敵を撃破して、勝利を収めるのでしょうか?戦場における戦いに必勝の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか?そこで本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。

目次

第1章 戦いには不変の原則がある(戦いの原則 戦いには守るべき基本と原則がある;目標(Objective) 目的・目標を確立し、徹底して追求せよ ほか)
第2章 戦いの基盤(戦闘力その1 ナポレオンは「戦術を知らない」と酷評された;戦闘力その2 戦闘力使用の原理は集・散・動・静 ほか)
第3章 戦いのサイエンス(攻撃機動の方式 まず迂回、次いで包囲の可能性を追求;迂回 防者に陣外決戦を強要 ほか)
第4章 戦いのアート―指揮官の決断(旅団本部の幕僚組織 作戦を計画し、調整し、監督して指揮官を補佐する;意思決定の理論 状況判断プロセスは問題解決法 ほか)
第5章 アートとサイエンスの叙事詩―戦史の華(各個撃破その1 日本海海戦はアートとサイエンスの精華;各個撃破その2 ナポレオンはガルダ湖畔で旧戦術を一変した ほか)

著者等紹介

木元寛明[キモトヒロアキ]
1945年、広島県生まれ。1968年、防衛大学校(12期)卒業後陸上自衛隊入隊。以降、第2戦車大隊長、第71戦車連隊長、富士学校機甲科部副部長、幹部学校主任研究開発官などを歴任して2000年に退官(陸将補)。退官後はセコム株式会社研修部で勤務。2008年以降は軍事史研究に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。