内容説明
武術は戦場で自分の身を守り、敵を倒すための戦闘術として発展してきた。そのため、競技者の安全を確保するためにルールが整備されている格闘技とは異なり、きわめて実戦的な技をもっている。さまざまな武術の技を力学、解剖学、認知心理学の観点から解説。剣術、居合術、槍術、弓術、空手、ジークンドー、柔術、合気道、太極拳…知られざる奥義をQ&Aで解説した。
目次
第1章 武術とはなにか?
第2章 打撃の科学
第3章 剣術・居合の科学
第4章 武器の科学
第5章 歩法・体さばき・感覚を欺く科学
第6章 崩しの科学
第7章 気・心の科学
著者等紹介
吉福康郎[ヨシフクヤスオ]
1944年、滋賀県生まれ。東京大学理学部卒、同大学院理学系研究科(理論物理学)修了。理学博士(東京大学)。現在、中部大学工学部教授。専門分野は、スポーツ・バイオメカニクスと生命情報科学で、現在はスポーツ、特に格闘技や伝統武術の技の科学的解明のほかにヨーガと気功の実践も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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