サイエンス・アイ新書<br> カラー図解でわかる高校化学超入門

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サイエンス・アイ新書
カラー図解でわかる高校化学超入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 318p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797362466
  • NDC分類 430
  • Cコード C0243

出版社内容情報

予備知識がなくても化学は楽しい!

現役の高校生はもちろん、高校化学を基礎からやり直したい人にも役立つように、
全分野から重点ポイントを選び、カラー図解でわかりやすく、親しみやすく解説しています。
化学の入門書として最適!

本書を読まれると、化学のおもしろさにビックリすることでしょう。
身についた化学の知識に驚くことでしょう。
そして読み終えたときには、自然がいままでと違った姿を見せてくれていることに唖然とするかもしれません。
予備知識は一切必要ありません。化学のおもしろさに共感していただけたら、大変うれしいことと思います。

はじめに
第1章 原子の構造
第2章 分子の結合
第3章 物質の状態と性質
第4章 物質の化学反応
第5章 無機化合物の種類と性質
第6章 有機化合物の特徴
第7章 高分子化合物
第8章 生体の化学
第9章 環境と化学物質
第10章 最新の化学技術
参考文献
索引

はじめに

第1章 原子の構造
宇宙の物質はどうやって生まれたか
原子の大きさはどれくらい?
原子核の構造とは
元素記号からわかること
電子殻は特徴的な球殻構造をもつ


第2章 分子の結合
分子は原子が結合してできたもの
静電引力で結合するイオン結合
金属結合の特性
共有結合は結合電子による接着作用
結合エネルギーから見た化学結合


第3章 物質の状態と性質
物質の性質とは
気体の性質を示す状態方程式
似た性質の溶質を溶かす溶媒
コロイドの状態といろいろな性質
ガラスは結晶ではなく流動性を失った液体


第4章 物質の化学反応
分子のエネルギーと反応熱
化学反応には活性化エネルギーが必要
反応速度と平衡状態
酸化・還元は酸化数で考える
水素燃料電池の発電のしくみ


第5章 無機化合物の種類と性質
元素はいくつもの種類に分かれる
代表的な合金の組成
レアメタルと呼ばれる元素
ほかの原子核に変化する放射性元素
宇宙・地球・地殻の元素の分布図


第6章 有機化合物の特徴
有機化合物とは
二重結合と三重結合
化合物の構造式には種類がある
窒素を含む有機物
有機化合物の酸化・還元反応


第7章 高分子化合物
いろいろな高分子化合物
モノマーが重合反応で結合してポリマーになる
合成繊維のつくり方
天然ゴムと合成ゴムの違い
無機化合物でできた高分子


第8章 生体の化学
生物の体組織は高分子でつくられている
タンパク質はアミノ酸が脱水縮合したもの
ビタミンは生体の機能を調節する
健康を守るために使われる薬
健康を害する毒の致死量


第9章 環境と化学物質
公害とげいいん物質
シックハウス症候群に見る化学反応の限界
大気を汚染する硫黄酸化物と窒素酸化物
環境にやさしいエネルギー
使用ずみの核燃料を再処理することの難しさ


第10章 最新の化学技術
新エネルギーとなるメタンハイドレートとシェールガス
フラーレンやカーボンナノチューブが期待される理由
次世代型ディスプレイに利用される有機ELの特徴
ニトロ基をたくさんもった新規爆弾
遺伝子工学が拓く遺伝子組換え技術


参考文献
索引

【著者紹介】
1945年5月3日生まれ。1974年東北大学大学院研究科博士課程修了、現在は名古屋市立大学特任教授、名古屋産業化学研究所上席研究員、名城大学非常勤講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。『マンガでわかる元素118』『周期表に強くなる!』『マンガでわかる有機化学』(サイエンス・アイ新書)ほか、著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

33
最新の知見を織り交ぜた化学入門書として良書だと思う。量子化学についてはごく簡単な説明に留まり、電子軌道についてはK殻、L殻、M殻...といった基本的な話で押さえているので私のように高校化学を習わなかった人にはちょうど良いレベルなのかもしれない。同じ著者が『やり直し高校化学』ではかなり高度の電子軌道の話を展開しているのと対照的。価電子やイオン、周期律表などのベーシックな知識を得るのには本書が向いていると思う。化学はトピカルな知識が豊富で雑学好きな人向けの学問に思えるが、計算化学の側面ものぞいてみたい。2021/04/11

Z

3
生物学の本を読み始めたら、カルボキシル基、ペプチド結合など、昔習ったがすっかり忘れてしまった言葉が、頻出したので、あわてて読む。懐かしかったー。高校生が、参考書として読むには、少し軽すぎるきもするが、もっと勉強しておけばよかった~と、いま化学のテスト受けたら30点くらいだな、と反省。図が豊富で、昔の知識を思い出すには、いい本でした。2015/09/21

オランジーナ@

2
有機化学が、よくわからなかった。2022/07/20

ダージリン

0
科学の知識がないと仕事上つらいのだが、最後の章なんかは割とためになる。2015/06/29

あーめんどくさい

0
わかりやすかったー^^  もっと化学についてまなびたい!2014/05/16

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