内容説明
体や心の痛みがつのると、身体機能の働きに障害が起こります。そして痛みが長く続くほど、身体機能は正常に戻りにくくなるのです。本書では、痛みの正体やその原因、さまざまな痛みの種類、痛みをやわらげる方法などについて、ペインクリニック代表である著者がていねいに解説します。心身の痛みに対する心がまえについて、知っておきましょう。
目次
第1章 痛みとはなにか?(痛みは生体のホメオスターシス(恒常性)を崩す
痛みの物質とはなにか? ほか)
第2章 痛みは人体にとって最大の有害ストレス(痛みストレスは交感神経活動を介し、心臓・血管に障害をもたらす;痛みストレスは皮膚の血流を低下させる ほか)
第3章 代表的な痛みのメカニズムと対処法(頭はなぜ痛くなるのか?―さまざまな頭部の痛み;一次性頭痛―(1)緊張型頭痛:神経・筋肉の緊張で起こる頭痛 ほか)
第4章 痛みをどうケアすればよいのか(痛みをどうやって評価するか?;痛みをいかに診断するか ほか)
著者等紹介
下地恒毅[シモジコウキ]
新潟大学医学部教授、ミネソタ大学客員教授、ニューヨーク医科大学客員教授、ロンドン大学客員教授を経て、新潟大学名誉教授、NPO標準医療情報センター理事長、医療法人愛徳会理事長、医療法人向仁会顧問、特定医療法人昭愛会顧問、(有)ペインコントロール研究所長、国際医学ジャーナル4誌編集委。英文専門著書、和文専門著書、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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