サイエンス・アイ新書
痛みをやわらげる科学―痛みの正体やその原因、最新の治療法までを探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797360905
  • NDC分類 492.2
  • Cコード C0245

内容説明

体や心の痛みがつのると、身体機能の働きに障害が起こります。そして痛みが長く続くほど、身体機能は正常に戻りにくくなるのです。本書では、痛みの正体やその原因、さまざまな痛みの種類、痛みをやわらげる方法などについて、ペインクリニック代表である著者がていねいに解説します。心身の痛みに対する心がまえについて、知っておきましょう。

目次

第1章 痛みとはなにか?(痛みは生体のホメオスターシス(恒常性)を崩す
痛みの物質とはなにか? ほか)
第2章 痛みは人体にとって最大の有害ストレス(痛みストレスは交感神経活動を介し、心臓・血管に障害をもたらす;痛みストレスは皮膚の血流を低下させる ほか)
第3章 代表的な痛みのメカニズムと対処法(頭はなぜ痛くなるのか?―さまざまな頭部の痛み;一次性頭痛―(1)緊張型頭痛:神経・筋肉の緊張で起こる頭痛 ほか)
第4章 痛みをどうケアすればよいのか(痛みをどうやって評価するか?;痛みをいかに診断するか ほか)

著者等紹介

下地恒毅[シモジコウキ]
新潟大学医学部教授、ミネソタ大学客員教授、ニューヨーク医科大学客員教授、ロンドン大学客員教授を経て、新潟大学名誉教授、NPO標準医療情報センター理事長、医療法人愛徳会理事長、医療法人向仁会顧問、特定医療法人昭愛会顧問、(有)ペインコントロール研究所長、国際医学ジャーナル4誌編集委。英文専門著書、和文専門著書、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

24
痛みといっても様々な痛みがある。その痛みについての解説と対処治療について。素人の私が全て理解は出来るはずもないが、痛みは我慢せずに、ペインクリニックなどで抑えてもらうことが大事だということ。2014/05/11

Yuichiro Komiya

9
様々な痛みが部位や症状毎にどのような原理で発生するのか、どのようにすれば痛みを抑えたり予防したりできるのか、が説明されている。意外だったのが、物理的な痛みだけでなく、心の痛みも痛みの大きさに関係してくるということ。仕事のストレスをへらしたり、人間関係の問題などを改善すれば痛みを抑制することができるのだろう。また、そもそも人に自然に備わっている内在性疼痛抑制機構をハリや電気で賦活する方法も参考になった。2016/12/31

やもち

1
ペインクリニックのお医者さんが書いた本。骨や関節由来の痛みや、内臓の病気からくる痛み、心理的ストレスからくる痛み等の原因と治療法が載っており分かりやすい。 椎間板ヘルニアがどうして痛いのかは、幾つかの説はあるが、実のところよく分かってはいないとのこと。前に読んだ本の通り、一番の原因はやっぱりストレス(怒り)かな。 痛みの治療と予防法15ヵ条は、時々確認しよう。2017/06/09

ささ

1
よくわからなかった。結局、痛かったら神経ブロックをすればいいって事?2014/03/22

さんちゃ

0
痛みとは何か。原因とそれを癒す方法。そういう事だったのかと納得の一冊。分かりやすい言葉でかかれている。2015/10/14

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