内容説明
大学の講義科目「国際経営論」および国際経営をテーマとした演習で使用されるテキストとして作成。
目次
1 企業のグローバル化とローカル化(経済と企業のグローバル化;グローバル化とローカル化の両立;ロングホーン企業のローカル化―ホンダを事例として;ショートホーン企業の跳躍;機会のある場所への進出と内なる国際化の促進)
2 国際経営者による企業再生(カルロス・ゴーンの日産復活へのコミットメント;マイケル・アイズナーによるディズニー・パストの継承;ハワード・シュルツのスターバックスにおける経験価値の創造)
3 グローバルブランド企業の国際経営(「良い目標」を持った国際経営展開―イケアを事例として;コカ・コーラの国際経営戦略;ナイキの国際競争戦略)
4 国際経営の新潮流と多国籍企業に関する理論的整理(新しい戦略的スペースとしてのBOPビジネス;多国籍企業のFDIの特質と主要な理論;バックレーとカソン理論における多国籍企業像;バートレットとゴシャール理論における多国籍企業の組織能力)
著者等紹介
岩谷昌樹[イワタニマサキ]
1973年岡山県倉敷市生まれ。1996年立命館大学経営学部卒業。2001年立命館大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。2003年東海大学政治経済学部専任講師。2006年東海大学政治経済学部助教授。2007年東海大学政治経済学部准教授。2013年東海大学政治経済学部経営学科教授。専門は国際経営論、デザインマネジメント。2006年度・2009年度東海大学Teaching Award優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。