出版社内容情報
おべんとう」は私たち日本人にとって切っても切れない食文化だが、ここ10 年くらいでそのあり方は大きく変化し、多様性を増している。
携帯が前提のおべんとうは、モバイルツールでもあり、行楽べんとうは誰かとシェアするソーシャルな存在であったりする。しかも、おべんとう箱はエコの象徴。メディア、モバイル、ソーシャル――。おべんとうの今を探ると、不思議なほど今を生きる私たちのコミュニケーションをつなぐ存在となっていることがわかる。そんな「おべんとう」と私たち日本人の関係を、コミュニケーション論、メディア論の観点から社会学的に読み解く、ありそうでなかったユニークな食文化論。
■第1 章 おべんとうと移動
■第2 章 おべんとうと時間
■第3 章 おべんとうと場所
■第4 章 おべんとうと技術
■第5 章 おべんとうとメディア
■第6 章 おべんとうを食べる
【著者紹介】
慶應義塾大学環境情報学部教授。1962 年京都府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。龍谷大学国際文化学部助教授などを経て、現職。2003年より「場のチカラプロジェクト」を主宰。学生たちとともに、全国のまちを巡りながら「キャンプ」と呼ばれるワークショップ型のフィールドワークを実践。近著に『つながるカレー』(2014)『キャンプ論: あたらしいフィールドワーク』(2009)、『X-design』(2013、共著) など
内容説明
私たちは、そのちいさな箱で誰かとつながっている。読むと作りたくなる、ユニークな食文化論!
目次
第1章 おべんとうと移動
第2章 おべんとうと場所
第3章 おべんとうと時間
第4章 おべんとうと技術
第5章 おべんとうとメディア
第6章 おべんとうを食べる
著者等紹介
加藤文俊[カトウフミトシ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。1962年京都府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。龍谷大学国際文化学部助教授などを経て、現職。2003年より「場のチカラプロジェクト」を主宰。「カレーキャラバン」の活動は2015年度グッドデザイン賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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