おべんとうと日本人

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おべんとうと日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794221636
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0077

出版社内容情報

おべんとう」は私たち日本人にとって切っても切れない食文化だが、ここ10 年くらいでそのあり方は大きく変化し、多様性を増している。
携帯が前提のおべんとうは、モバイルツールでもあり、行楽べんとうは誰かとシェアするソーシャルな存在であったりする。しかも、おべんとう箱はエコの象徴。メディア、モバイル、ソーシャル――。おべんとうの今を探ると、不思議なほど今を生きる私たちのコミュニケーションをつなぐ存在となっていることがわかる。そんな「おべんとう」と私たち日本人の関係を、コミュニケーション論、メディア論の観点から社会学的に読み解く、ありそうでなかったユニークな食文化論。

■第1 章 おべんとうと移動 
■第2 章 おべんとうと時間
■第3 章 おべんとうと場所
■第4 章 おべんとうと技術
■第5 章 おべんとうとメディア
■第6 章 おべんとうを食べる

【著者紹介】
慶應義塾大学環境情報学部教授。1962 年京都府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。龍谷大学国際文化学部助教授などを経て、現職。2003年より「場のチカラプロジェクト」を主宰。学生たちとともに、全国のまちを巡りながら「キャンプ」と呼ばれるワークショップ型のフィールドワークを実践。近著に『つながるカレー』(2014)『キャンプ論: あたらしいフィールドワーク』(2009)、『X-design』(2013、共著) など

内容説明

私たちは、そのちいさな箱で誰かとつながっている。読むと作りたくなる、ユニークな食文化論!

目次

第1章 おべんとうと移動
第2章 おべんとうと場所
第3章 おべんとうと時間
第4章 おべんとうと技術
第5章 おべんとうとメディア
第6章 おべんとうを食べる

著者等紹介

加藤文俊[カトウフミトシ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。1962年京都府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。龍谷大学国際文化学部助教授などを経て、現職。2003年より「場のチカラプロジェクト」を主宰。「カレーキャラバン」の活動は2015年度グッドデザイン賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まるる

60
まずは装丁が可愛い。日の丸弁当に帯にはお箸。表紙をめくると角が丸くなっててお弁当箱みたい。もうそれだけでテンション上がる(笑) 内容はお弁当を通して見えてくる日本の食文化論。子供が作る弁当の日を提唱している竹下先生が子供たちに贈った詩が心にじんと来る。HPを見に行ったら、子供たちが作ったお弁当の写真がたくさん並んでて、それを見てまた感動。日本のお弁当って素敵だ。お弁当という食文化がある国に生まれてきて良かったな~と思える本。お弁当作りのモチベーションも上がります。2016/03/09

壱萬弐仟縁

38
本書の出発点:人を想い、無償の努力や創意工夫がつぎ込まれるおべんとうは、私たちの暮らしや生活を理解するための入り口(11頁)。冷たいおべんとう:兄貴は支障ないようだが、私は苦手。冷めても美味しいのが理想。駅弁に学びたいところ(58頁~)。重要なことは、家事と仕事を両立させるために、女性だけが時短の方法を追求するのでなく、男性もおべんとうづくりの一端を引き受ける必要がある(77頁~)。単身世帯、おひとりさまでは否応なく自分だけが頼りだけど。おべんとうは、おかんアート的な創造力と愛情でつくられる。2016/04/04

ようはん

15
お弁当一つを取ってみても結構多様な話題を出す事が出来る物なんだなと思った。そういった多様な話題に関してのフードプリンターや高級路線の冷凍食品なんてのは初めて知った。2021/05/05

MOKIZAN

15
これだけ「おべんとう」の文字が綴られながら、空腹を感じることが無く、それでいて面白い本は滅多に無い。自作を含めて作り手の顔、手間、心遣いを開ける度に想うことが出来る「おべんとう」と、金銭購入するそれとは、全く別物だとあらためて感じる。作り手が様々な環境、都合の中で作り上げる箱庭に対して、食べる側はその素材、過程にひたすら高望みをしてくるだけさ。詰まった箱と空っぽの箱が往き来を重ねることは、互いを思い合うことに通じるだろうな。横浜市の中学が「おべんとう」で良かったと、食べるだけの立場だった自分は感謝する。2016/01/24

さいちゃん

11
図書本。読みながら、母に昔作ってもらったお弁当のことを思い出したり、日々自分が作っているお弁当の事を考えたりと、とても興味深く読むことができました。2016/12/09

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