出版社内容情報
最も効果的な英語学習法とはどのようなものだろうか。著者は、通訳、翻訳者など、英語の「達人」となった人たちから挫折した学習者まで、徹底的に学習法のデータを収集。単語の覚え方、リーディング、ヒアリング、文法学習の方法など、いかなるやり方が効果的で、いかなるやり方が失敗につながるかを導き出し、最適な勉強法を紹介する。また、日々ほとんど時間を取れないビジネスマンをモデルに、成功につながる生活モデルを提示。英語を仕事にしたい人必読の一冊。
内容説明
記憶を定着させる辞書の使い方、必ず「声に出して」読むこと、語彙学習、5つのポイント、ライバルをつくる、分析的に読む、達人の復習法、例文の徹底的な暗記で「基盤作り」…などなど、具体的な学習法から、どのような環境で学んだのがよかったのかといったことまで、「達人」たちの共通点から効果的な学習法を導き出す。
目次
序章 達人への道
第1章 もう手遅れなのだろうか
第2章 何が関係しているのか
第3章 達人に見る学習計画
第4章 達人たちの学び方
第5章 社会のなかでの学習法
終章 達人たちの学習法のポイント
著者等紹介
竹内理[タケウチオサム]
関西大学大学院外国語教育学研究科・外国語教育研究機構教授。博士(学校教育学)。兵庫県生まれ。神戸市外国語大学卒業後、同大学大学院外国語学研究科を修了(英語学)。同志社女子大学専任講師などを務めた後、フルブライト奨学金を受け米国へ留学、モントレー大学院を首席で修了(英語教育学)。帰国後、同志社女子大学助教授、関西大学助教授を経て、現職。専門分野は、英語教育学(学習方略・学習者要因)と外国語教育におけるメディアの利用。2004年度大学英語教育学会(JACET)学術賞、2005年、米国モントレー大学院創立50周年記念「顕著な活躍のあった同窓生」賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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