出版社内容情報
「素晴らしきサイエンス」シリーズ第5弾! 「相対性理論」って、そういうことね!!
内容説明
“相対性理論”というメガネをかければ、世界の驚きの姿が見えてくる!
目次
第1章 相対性理論って、いったい何なの?―相対性理論の基礎知識
第2章 時間の流れ方は人それぞれ―特殊相対性理論の世界
第3章 物質と時空は不可分である―一般相対性理論の世界
第4章 重力の極限を探る―相対性理論とブラックホール
第5章 宇宙は膨張していた―相対性理論と宇宙論
第6章 重力波天文学が拓く未来―ついに解けた!アインシュタイン“最後の宿題”
第7章 タイムトラベルの可能性―相対性理論は時間旅行を禁じていない
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学名誉教授。現在、日本学術振興会学術システム研究センター所長、日本学士院会員、明星大学理工学部客員教授。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱。国際天文学連合宇宙論委員会委員長を務めるなど、その功績は世界的に広く知られる。2002年、紫綬褒章受章。2010年、日本学士院賞受賞。2014年、文化功労者として顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshi
13
相対性理論については、すでにある程度理解してるからかもしれないけれど、それを差し引いてもこの本は非常に分かりやすく書かれている。 本書の著者の佐藤勝彦氏の書いたもの含めて、相対性理論の本はこれまで何冊も(何十冊も)読んでいるけれど、こんなに分かりやすく書かれたものはなかった。 おかげで二三日かけて読むつもりが、読み始めたら一気読みで半日で読んでしまった。 (→続く)2017/06/30
DEE
7
この手の本は何冊も読んだけど、これは分かりやすさと面白さで一二を争う。 ニュートン力学の世界をアインシュタインの相対性理論が凌駕し、さらに時代は量子物理学の領域へ。 物体はなぜ光速を超えられないか、光はどんな乗り物から見てもその早さの見え方に変わりはない理由。 簡易な数式でメチャ納得できた。 これ図書館本だけど手元に置いておきたいな。2017/07/30
lovemys
3
面白かった!相対性理論もさることながら、宇宙の動きが非常によく分かり、アインシュタインから現在までの流れが丁寧に書いてあり、興味をそそる。分かりにくい箇所も、イラストで補ってあるので読みやすい。なんせ、読後に今後の宇宙への楽しみをたくさん与えてくれるので、読んで良かったと心から思う。宇宙の色々な活動、そして、意外と頑張っている日本の技術力にも今後注目していきたくなる。2016年に書かれたこの本で、ノーベル賞受賞するだろうと予言されていたものが、今年2017年に実現したのがスゴイと感動した笑2017/10/18
Napoleon
2
今迄読んだ相対性理論に関する本で一番理解し易かった。ありがとうございます。2017/07/22
つねちゃん
1
相対性理論について分かりやすく書いてあって、宇宙物理学やアインシュタインに興味が湧きます!2022/03/21