命の調べのダンス―生物学的相対性

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命の調べのダンス―生物学的相対性

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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788518117
  • NDC分類 460
  • Cコード C1045

出版社内容情報

「利己的遺伝子」を含む古い遺伝学がいまだに影響を与えている。しかし遺伝子が生命を決定づけるのではない。生命は、すべてが他のすべてに影響を与えあいダンスするオープンシステムなのだ。因果関係についての見方を一変する、新しい生物学への招待。



著者・訳者

デニス・ノーブル:心臓ペースメーカーのメカニズムを解析した心臓電気生理学の権威

新庄記子:大阪大学、長崎大学で免疫学研究に従事。

木村純子:福島県立医科大学名誉教授。

山岡傳一郎:松山記念病院勤務。

黒木幹夫:愛媛大学名誉教授。

内容説明

「利己的遺伝子」が生命を決定づけるのではない。DNAを含め、身体のすべての分子、細胞、組織、器官が、生命体が指示する調べに合わせてダンスするのだ。どのようにして協調してダンスするのか?なぜそのダンスは相対論的なのか?生命は、なぜ「死んでいる」分子に頼れるのか?相対性の原理を生物学に拡張し、生命の見方を一変する、新しい生物学への招待。

目次

第1章 宇宙と相対性の原理
第2章 生物学的スケールと階層
第3章 生物学的ネットワーク
第4章 自然と細胞の起源
第5章 まったくの偶然と自然淘汰
第6章 生物学的相対性
第7章 ダンスするヌクレオチド―自然の遺伝子工学
第8章 エピジェネティクスと進化の相対論的理論
第9章 認識論の相対性―その意味のすべて
第10章 後記

著者等紹介

新庄記子[シンジョウノリコ]
1972年京都府生まれ。東京大学薬学部卒業。同大学大学院薬学系研究科にて、分子生物学を堀越正美博士、生化学を北潔博士に学び、博士課程修了。研究員として、スウェーデンヨーテボリ大学にてマルセラ・ペクナ博士に神経免疫学を、イタリア国立研究所にてビンセント・ディ・マルツォ博士に脂質メディエーターの生理作用を学んだ。その後、英国ウェストミンスター大学および医薬基盤・健康・栄養研究所にて薬用植物科学、佐賀大学・千葉大学・長崎大学・大阪市立大学にて感染症の研究に携わる。現在は大阪大学・長崎大学にて免疫学研究に従事

木村純子[キムラジュンコ]
1951年福島県生まれ。福島県立医科大学医学部を卒業。英国オックスフォード大学の生理学研究所に留学。デニス・ノーブル教授の研究室で、ヒラリー・ブラウン博士、スーザン・ノーブル博士、ジーン・バニスター先生の御指導のもと博士の学位(D.Phil.)を得て帰国。岡崎国立生理学研究所の入沢宏教授、野間昭典助教師に師事。山形大学医学部薬理学講座講師を経て、福島県立医科大学薬理学講座に勤務。2016年に退職、名誉教授に

山岡傳一郎[ヤマオカデンイチロウ]
1957年愛媛県生まれ。愛媛大学医学部医学科を卒業。学生時代に藤岡喜愛教授より医療人類学を学ぶ。卒後、愛媛県立中央病院にて自主的に全科ローテート研修を受け、同病院の光藤英彦(東洋医学研究所初代所長)に師事。2005年マーガレット・ロック教授の計らいで、マギール大学に短期留学。東洋医学研究所所長、総合診療科部長、臨床研修センター長、愛媛県立新居浜病院副院長、愛媛大学医学部臨床教授を歴任し、退職後は松山記念病院にて精神科医として研修中

黒木幹夫[クロキミキオ]
1948年東京都生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業後、ドイツ留学を経て、大阪大学大学院文学研究科(日本学)修了。湯浅泰雄の指導を受ける。文学修士。愛媛大学法文学部教授、法文学部長を歴任し、退職後は愛媛大学名誉教授。人体科学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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