内容説明
30数年で新刊が約4倍に増えた。この「新刊洪水」のからくりを知りたい―そんな動機から取材がはじまった。自費出版事情、ケータイ小説、フリーライターのいま。日本人の読書率。ベストセラーの読み手は…「本の現場」でいまなにが起こっているのか。
目次
本はどう生まれているか(新刊洪水;本を出したい;ネット発の本;ライターの事情;編プロのいま;情報の無料化)
本はどう読まれているか(アサドクとドクソン;「読書ばなれ」の根拠;新書ブーム;書店をディレクションする;本屋大賞と読ませ大賞;ベストセラーは誰が読んでいるのか?)
付録・インタビュー(本棚が町へ出て行く―幅允孝;再販制度はもういらない―永江朗)
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
フリーライター。1958年、北海道生まれ。法政大学文学部卒。1981年~88年、洋書輸入販売会社・ニューアート西武勤務。83年ごろからライターの仕事を始める。88年からフリーランスのライター兼編集者に。1989年から93年まで「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。93年からライター専業に。ライフワークは書店ルポ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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