内容説明
“制度”をめぐる経済学の冒険。古典的な制度経済学から最新の諸学派まで、“制度”をめぐる経済学の諸潮流をコンパクトに解説。
目次
序章 経済学における制度主義の系譜
1 制度主義の元祖
2 オーストリア学派とオルド自由主義
3 新制度派経済学
4 現代ヨーロッパの諸学派
5 制度主義の統一性と多様性
著者等紹介
シャバンス,ベルナール[シャバンス,ベルナール][Chavance,Bernard]
1947年生まれ。パリ第7大学教授。EHESS(社会科学高等研究院)主任研究員
宇仁宏幸[ウニヒロユキ]
京都大学大学院経済学研究科教授
中原隆幸[ナカハラタカユキ]
四天王寺国際仏教大学人文社会学部助教授
斉藤日出治[サイトウヒデハル]
大阪産業大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
凸凹
1
制度を考察した経済学者たちの理論とその学説の系譜をまとめた本。制度経済学の全体像が幅広いことがわかったけれども、その全体像を紹介するにはページ数が少なすぎるため、話の展開が駆け足気味。そのため、ある程度の知識がないと、書いてある内容を十分に理解することができない。2015/12/28
ピエール
1
ぜんぜん入門書ではありません。フランス語を直訳した(のであろうと思われる)持って回った表現は、理解の妨げになるだけです。内容も、制度経済学のかなり抽象的な歴史紹介にとどまり、具体的な内容は何もありません。ほとんど読む価値は無いと思います。何故このような本が出版されているのかそれ自体が不思議です。アマゾンでも★が沢山ついていますが、誰がつけたのでしょう。2012/12/26
ND_Ein
1
簡潔な文章で解説された制度経済学の入門書。2012/02/08