生物ミステリーPRO<br> 白亜紀の生物〈上巻〉

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白亜紀の生物〈上巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774175409
  • NDC分類 457.357
  • Cコード C3045

出版社内容情報

これまで当シリーズでは、1冊に1つ、もしくは2つの地質時代をテーマにしてきました。しかし「白亜紀」はお伝えしたい情報が多いため、上下の2巻構成となりました。上巻には「おおむね」白亜紀前半、下巻には「おおむね」白亜紀後半の情報をまとめたものの、くっきりとした線引きはなく、上巻にも白亜紀後半、下巻にも白亜紀前半の情報を盛り込んでいます。本書は、シリーズ第7作目『白亜紀の生物 上巻』。大きな絶滅イベントが発生することなく始まる白亜紀。ジュラ紀の温暖湿潤な気候がそのまま引き継がれたため、“生物の天国”は白亜紀でも続きます。恐竜はますます栄え、陸上世界に君臨。一方で哺乳類も進化を遂げ、恐竜の幼体を襲うほどに力をつけていました。海においては、アンモナイト類が大繁栄の時代を迎えます。今回は、アンモナイト類をはじめとする無脊椎動物のために、たっぷり1章分もうけてあります。北海道や淡路島から産する魅惑的なアンモナイトたちの姿を、存分にご堪能ください。もちろん、恐竜やアンモナイト類以外の生物も多数紹介してあります。白亜紀の時代、主に前半とはどのようなものだったのか?恐竜衰退の前夜を見ながら、白亜紀の生物を俯瞰していきます。★本書のここを見てほしい★・直近の研究成果も余すこと無く。マニアな方々も納得の情報量。・世界各地の研究者・組織に協力を頂き、珍しい写真を豊富に掲載。・日本産の恐竜、海棲爬虫類等もばっちり。日本の白亜紀も楽しめます。・最新の見地による復元イラストが満載。見ているだけでもワクワクできます。

目次

1 羽毛恐竜の“聖地”
2 広大な恐竜化石産地「モンゴル」
3 「レバノン」、温かく浅い海の記録
4 “名脇役”たち
5 日本の恐竜たちと、その他の爬虫類
6 繁栄を極める爬虫類と、生き残りの動物たち

著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者を経て独立し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たーぼー

49
昨年、東京大学総合研究博物館のチームが白亜紀後期の地層から巨大イカの部分化石の発見を報告した。その生物に幾らかの関心があったのだが本書においては僅かばかりの紹介に留まり期待に応えられるものではなかった。しかし概ねライト層の人達にも気軽に読める本として充分に整序がなされていると思う。何より白亜紀は恐竜たちが闊歩する時代。『浪漫』が大事である。『のび太の恐竜』でのび太がピー助を孵化させるときの胸の高鳴り、これである。ピー助ことフタバスズキリュウは首長竜であり恐竜ではないという冷静なツッコミは時として無粋である2015/08/25

たまきら

22
中生代最後の白亜紀は、恐竜滅亡期なので研究も盛ん。2巻に分かれてしまうのも致し方ないんでしょうねえ。いやあ、それに面白い。おもに中国で発見されている羽毛恐竜たちの化石群は、ちょうど自分が仕事でかかわったころだったので、いま読んでも興奮します。今思えばこれらの化石の実物を説明とともに見せてもらえたのはすごく幸運なことでした。城西大学の化石コレクションには感激。無料だというしぜひぜひ近々訪れたい。デイノケイルスは大英博物館にいったとき感動したっけなあ。ああ、興奮さめないっす。面白すぎる時代だ!2017/04/25

ヨクト

22
アンモナイト類の言及が多いが、それもそのはずアンモナイトの巻き方が異常に奇妙なのである。いったいどうやって動いていたのかと疑問が止まらない。また、タコの化石についてとても驚愕した。あれほどはっきり残っているとは。お馴染みの恐竜については下巻で。2015/08/26

白義

20
古生物学の華々しいスターを数え切れぬほど産んだ白亜紀はシリーズ初の上下本、上巻では日本で発見された化石が多く、フタバスズキリュウことフタバサウルス・スズキイという大スターも登場するが、しかし何より目を引くのは異常巻きアンモナイト、特に、これも日本で発見されたニッポニテス・ミラビリス、表紙の写真の右の方である。一体何がどうなってるんだかさっぱりわからないこの奇っ怪な形のアンモナイトは、しかし奇形ではなくこういう種類の生き物でおまけにその巻き方は数式化できるという。つまり、異常ではなくこれがこの種の正常なのだ2017/03/16

更紗蝦

17
「異常巻きアンモナイト」がとにかく面白く、インテリアとして部屋に飾りたくなります。「厚歯二枚貝」も、一般的な二枚貝とはまるで違った形をしていて、面白いです。「海の底に沈んだクビナガリュウの遺骸が化学合成生態系を作っていた」という話(竜骨群集)や、「地上で死んで沖合へ運ばれた後に海底に沈んだと推測されるハドロサウルスの化石」は、とてもドラマチックで、ロマンを感じます。2016/12/28

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