なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772695497
  • NDC分類 460
  • Cコード C0040

出版社内容情報

<私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている>

進化論をベースに多様な生き物たちと比べることで、人間の生の不思議も見えてくる。

・進化にとって、老いと死とはなにか?
・なぜ、数千歳もの生物がいる一方で、一年にも満たない短命の生物がいるのか?
・なぜ、同じ生物でも環境が変わると、老化の速さも大きく変わるのか?
・超高齢になると老化が止まるという事実
・人間の老化と寿命の特色
・長生きの鍵とは?
・人類は老化や死を克服できるのか?

進化を通して見えてくるのは、生命は矛盾やパラドックスだらけであり、
老化や寿命、死もその産物にほかならないことだ。

★ニューヨークタイムズ紙も激賞
ーー極上の読書の喜びをもたらす

::著者:: ジョナサン・シルバータウン
エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
多くの著書があり、『An Orchard Invisible(未邦訳)』で
「ニューサイエンティスト」誌の年間ベストブックを獲得している。

::目次::

第1章:死と不死……なぜ私たちは老いて死ぬのか 
第2章:寿命……生物によって寿命が違うわけ 
第3章:老化……超高齢になると老化が止まる 
第4章:遺伝子……寿命を操作する遺伝子スイッチ
第5章:植物……長生きの鍵を探る 
第6章:自然選択……進化にとって老いとは何か 
第7章:生殖と死……一回繁殖はなぜ起こるのか
第8章:生命のペース……生き急ぎ、若くして死ぬ
第9章:不老……老化は克服できるのか

【著者紹介】
エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。多くの著書があり、『An Orchard Invisible(未邦訳)』で「ニューサイエンティスト」誌の年間ベストブックを獲得している。

内容説明

人間の生の不思議を多様な生き物たちが教えてくれる。

目次

第1章 死と不死―なぜ私たちは老いて死ぬのか
第2章 寿命―生物によって寿命が違うわけ
第3章 老化―超高齢になると老化が止まる
第4章 遺伝子―寿命を操作する遺伝子スイッチ
第5章 植物―長生きの鍵を探る
第6章 自然選択―進化にとって老いと死とは何か
第7章 生殖と死―一回繁殖はなぜ起こるのか
第8章 生命のペース―生き急ぎ、若くして死ぬ
第9章 不老―老化は克服できるか

著者等紹介

シルバータウン,ジョナサン[シルバータウン,ジョナサン] [Silvertown,Jonathan]
エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。多くの著書があり、『An Orchard Invisible(未邦訳)』で「ニューサイエンティスト」誌の年間ベストブックを獲得している

寺町朋子[テラマチトモコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃんみー

44
老いを感じる今日この頃。進化論で語られてもピンとこないが、植物、昆虫などとの比較をしながら延々と(くどくどと)解説をされてるのを読んで人以外のことに興味を持った。最終章では『なぜもっと長生きできないのか』ではなく『なぜこんなにも長生きできるのか』って書いてあったが、そう考えればひと昔前では考えられないほど長生きできるようになったんだよなぁ。2016/11/23

zoe

12
世代交代サイクル。寿命と繁殖能力。2019/10/28

GASHOW

8
食事を減らすことで寿命を延ばす効果が有名だが、ねずみなどのげっ歯類での確認ができているが、サルなどの霊長類の場合には逆の結果となることがありまだ分からない。糖尿病の原因と長寿が関係していることなど謎が多い。長寿は、死亡原因となる飢餓や病気や事故がなくなっただけでは説明がつかないことがあるという。200年前の人類の寿命は40歳程度で、この短い期間に倍になっている。老いと死は生物の生存戦略ではあるが、渦中の人としてこのテーマはおもしろい。2017/07/31

月をみるもの

8
「ヘイフリックの限界を超えています!」というマヤちゃんの声を脳内に響かせつつ、サメネタの abstract とともに読了:http://www.sciencemag.org/news/2016/08/greenland-shark-may-live-400-years-smashing-longevity-record2016/08/13

ぴーたろー

8
生活用の知識ではないが色々な老化と長寿と進化論の不思議な世界の視点を教えてくれた。短い世代時間を繰り返す微生物が進化論では有利で繁栄していること、世代交代のペースと生命活動のスピードは関係、生殖と生存のトレードオフ等。生殖や健康に有益でも年を取った時に有害な影響の遺伝子は自然選択で優遇 メモ 不死細胞ヒーラ 絶滅の渦 ピトのパラドクス ゴンペルツの法則 TOR遺伝子 ラパマイシン インスリン→daf2→daf16 死亡率仮説 モジュールでできた植物の無限成長 花成遺伝子 長寿は皆針葉樹 コールのパラドクス2016/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10122536
  • ご注意事項

最近チェックした商品