目次
第1部 自然公園で起きている問題(収容力の概念;自然公園制度の対応 ほか)
第2部 登山者の数と動きをとらえる(公園利用調査の必要性;カウンターによる利用者数の把握 ほか)
第3部 登山者の心理と評価をとらえる(利用体験の質を左右する要素;利用体験の質を把握する手法としての満足感 ほか)
第4部 自然と利用に配慮した公園計画と管理手法(適正収容力の概念と計画手法;知床での適正利用に向けたゾーニングと利用ルール ほか)
著者等紹介
小林昭裕[コバヤシアキヒロ]
専修大学北海道短期大学みどりの総合科学科教授。博士(農学)。自然公園の計画・管理・運営上の課題について、自然環境と利用者との関係性に着眼し、利用者意識や行動面から研究を進めている。自然公園等への行政施策に関し、知床適正利用計画検討委員会、知床世界自然遺産地域科学委員会、北海道自然環境保全審議会などの委員をつとめる
愛甲哲也[アイコウテツヤ]
北海道大学大学院農学研究院准教授。博士(農学)。主に自然公園利用者の混雑感評価と社会的収容力、および利用者の管理方策について研究をすすめている。山岳地のし尿処理の問題について、研究と普及啓発の市民活動「山のトイレを考える会」事務局長をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。