生から死へ、死から生へ―生き物の葬儀屋たちの物語

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生から死へ、死から生へ―生き物の葬儀屋たちの物語

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759818222
  • NDC分類 481.7
  • Cコード C1045

出版社内容情報

生き物たちの死体はどのように葬られているのだろうか★野山で死を迎えた動物たちのその後を細やかな目で記録したナチュラルヒストリー★

 動物たちの死体は、それを栄養とする別の生き物(腐食者)たちによって摂取・分解される。本書には、ハゲワシ、コンドル、ワタリガラスなどの鳥類と、シデムシ、糞ころがし、ハエなどの昆虫を中心に、キノコなどの菌類や細菌、さらには、かつて腐食者であった人類の祖先までもの死体あさりの様子が生き生きと描かれる。

 命あるものは必ず死ぬ。自然界ではその死体は次の命を生み育てるために使われ、生命が引き継がれていく。生活から切り離された病室で死を迎え、そのまま火葬で葬られれる現代のわたしたちは、そこから学ぶことがあるのではないだろうか……



I.小から大へ

マウスを埋葬する甲虫/一頭のシカの送別/ 究極のリサイクル業者: 世界を作り直す

II.北から南へ

北の冬: 鳥たちにとって/ハゲワシやコンドルの集団

III.植物の葬儀屋たち

生命の木々/糞を食べる者

IV.水中の死

サケの死から生へ/他のいろいろな世界

V.いろいろな変化

新しい人生へ、そして新しい形の生命たちへの変態/信仰、埋葬、そして不滅の生命

ベルンド・ハインリッチ[ベルンド ハインリッチ]
Bernd Heinrich

桃木 暁子[モモキ アキコ]

内容説明

野山で死を迎えた動物の死体は、さまざまな生き物に摂取・分解される。本書には、ハゲワシ、コンドル、ワタリガラスなどの鳥類と、シデムシ、糞ころがし、ハエ(ウジ)などの昆虫を中心に、キノコなどの菌類や細菌、さらには人類の祖先までの死体あさりの様子が生き生きと描かれる。命あるものは必ず死ぬ。その死体は次の命を生み育てるために使われる。そうして生命は引き継がれていく。そこからわれわれは何を学ぶことができるだろう。

目次

1 小から大へ(マウスを埋葬する甲虫;一頭のシカの送別;究極のリサイクル業者―世界を作り直す)
2 北から南へ(北の冬―鳥たちにとって;ハゲワシやコンドルの集団)
3 植物の葬儀屋たち(生命の木々;糞を食べる者)
4 水中の死(サケの死から生へ;他のいろいろな世界)
5 いろいろな変化(新しい人生へ、そして新しい形の生命たちへの変態;信仰、埋葬、そして不滅の生命)

著者等紹介

ハインリッチ,ベルンド[ハインリッチ,ベルンド] [Heinrich,Bernd]
1940年生まれ。バーモント大学生物学名誉教授。専門は生理生態学、行動生態学。メイン州の森の小屋で多くを過ごすナチュラリスト

桃木暁子[モモキアキコ]
東北大学理学部生物学科卒業。フランス系化学企業勤務ののち、京都大学理学部研修員、総合地球環境学研究所准教授などをへて、現在、京都精華大学および長浜バイオ大学にて非常勤講師をつとめる。科学・技術翻訳者としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。