出版社内容情報
水野 壮[ミズノ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
ときに「害虫」として嫌われてきた昆虫が、救世主になる日も遠くないのかもしれない。近年、注目を集める昆虫食について、私たちはどんなことを知っているだろうか。本書では、昆虫の栄養価やアレルギーのリスクといった食材の側面だけでなく、昆虫食の歴史的な背景、地球環境への影響、ビジネスとしての可能性、さらには昆虫の福祉に至るまで、さまざまな角度から昆虫食に焦点を当てる。昆虫を賢く活用し、しなやかに共存するために。
目次
第1章 昆虫と地球環境問題―直接的?間接的?昆虫を食べる時代がやってきた
第2章 昆虫食は普及するか―人々が昆虫に望むもの
第3章 ヒトは昆虫を食べたか―昆虫食の今と昔
第4章 食用昆虫のリスク―既存の食品にはない未知のリスクはあるか
第5章 昆虫が食卓へやってくる―昆虫食ビジネスの勃興
第6章 昆虫は痛みを感じるのか―昆虫の福祉を考える時代
第7章 昆虫食の未来―昆虫との新しい共存のかたち
著者等紹介
水野壮[ミズノヒロシ]
1979年、茨城県生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了(農学博士)。日本科学未来館勤務を経て、サイバー大学客員講師、日赤看護大学非常勤講師、麻布大学教育推進センター・チューターなどを務める。また、NPO法人食用昆虫科学研究会を立ち上げ副理事長を務めるなど、昆虫食の普及活動に力を入れている。専門は応用昆虫学、分子生物学、食用昆虫学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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