出版社内容情報
もっとも身近な天体でありながら,多くの謎が残されている太陽.その太陽の活動が,200年に1度といわれるほど低調な状態にあるという.一方,太陽活動のアップダウンと地球の変動との密接な関係をうかがわせる証拠が得られ始めている.では,現在の低調な太陽活動は地球環境にどのような影響を及ぼすと考えられるのか.本書では,過去・現在・未来の,地球と太陽,さらには宇宙との関係を,「宇宙気候学」の最前線から読み解き,激動する地球への新しい視点を提供する.
1.変化する太陽
2.太陽の真の姿を追う
3.太陽活動と気候変動の関係性
4.宇宙はどのようにして地球に影響するのか
5.変わるハビタブルゾーン
6.未来の太陽と地球
内容説明
現在の低調な太陽活動は地球環境にどのような影響を及ぼすと考えられるのか。本書では、過去・現在・未来の、地球と太陽、さらには宇宙との関係を、「宇宙気候学」の最前線から読み解く。地球を理解するための新しい視点。
目次
第1章 変化する太陽
第2章 太陽の真の姿を追う
第3章 太陽活動と気候変動の関係性
第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか
第5章 変わるハビタブルゾーン
第6章 未来の太陽と地球
著者等紹介
宮原ひろ子[ミヤハラヒロコ]
埼玉県生まれ、長崎県育ち。名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻博士課程(後期課程)を修了し博士号(理学)を取得。東京大学宇宙線研究所などを経て、武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程研究室専任講師。専門は、宇宙線物理学、太陽物理学、宇宙気候学。太陽活動や宇宙環境の変動が地球に及ぼす影響を研究。第5回地球化学研究協会奨励賞、平成24年度文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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huyukiitoichi
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