読みなおす日本史<br> 「うつわ」を食らう―日本人と食事の文化

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読みなおす日本史
「うつわ」を食らう―日本人と食事の文化

  • 神崎 宣武【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 吉川弘文館(2017/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642067263
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1321

出版社内容情報

日本の食器は、中国・朝鮮とは異なる。碗や皿の形態などの歴史を追い、他地域との調理法の比較から、日本の食文化の形成をたどる。日本人が使う食器は、中国・朝鮮や東南アジア諸国とは異なっている。同じ米飯を主食としながら、それはなぜか。碗や皿、箸の形態・材質の歴史を追い、他地域との調理法の比較から、日本の食文化の形成を現代までたどる。



はじめに/ワンは運搬容器で接吻容器(飯碗の手ざわり口ざわり/米のごはんは主食のひとつ/糅飯や雑炊が日常の主食/飯をこぼさない食事の作法/白き磁器の割りこみ/古くは木器と陶器が日常のワン/江戸後期、明治期に飯碗が流通/日本料理を代表するどんぶりもの)/匙を使わなかった謎と箸を尖らせた理由(飯をかきこみ、おかずをつまむ箸/カミと人をつなぐ箸/金属の匙を広めなかった高温多湿/杓子は主婦権の象徴)/皿鉢と煮もの・和えもの料理の発達(おかずをとりわける小皿/神前や仏前に伝わるカワラケ/磁器の小皿と箱膳の普及/銘々器の所有習慣は江戸より明治/銘々に取りわける江戸前料理/漆器の壷から磁器の猪口へ/煮もの料理と「皿鉢」/染付けと色絵の磁器を発達させた宴席)/磁器をともなっての飲酒と飲茶習俗(酒は神人が共飲するハレの飲料/三口で一献、三献で式正/飲酒の日常化は江戸市中から/徳利とグイノミの普及は明治から/飲茶の習慣にも磁器の普及)/補論

神崎 宣武[カンザキ ノリタケ]

内容説明

日本人が使う食器は、中国・朝鮮や東南アジア諸国とは異なっている。同じ米飯を主食としながら、それはなぜか。碗や皿、箸の形態・材質の歴史を追い、他地域との調理法の比較から、日本の食文化の形成を現代までたどる。

目次

1章 ワンは運搬容器で接吻容器(飯碗の手ざわり口ざわり;米のごはんは主食のひとつ ほか)
2章 匙を使わなかった謎と箸を尖らせた理由(飯をかきこみ、おかずをつまむ箸;カミと人をつなぐ箸 ほか)
3章 皿鉢と煮もの・和えもの料理の発達(おかずを取りわける小皿;神前や仏前に伝わるカワラケ ほか)
4章 磁器をともなっての飲酒と飲茶習俗(酒は神人が共飲するハレの飲料;三口で一献、三献で式正 ほか)

著者等紹介

神崎宣武[カンザキノリタケ]
1944年岡山県に生まれる。武蔵野美術大学在学中より宮本常一に師事。以後、国内の民俗調査・研究に従事。現在、「旅の文化研究所」所長、文化財審議会専門委員、岡山県宇佐八幡神社宮司など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

4
なぜ日本人は中国や韓国とは異なりワンを持ち上げ、匙を使わず尖った箸を用いるのか。「うつわ」を接吻器として捉えて考察していく食文化史。随所にこういうことかという発見があり非常に面白い一冊でした。96年刊のNHKブックスの復刊。2017/06/11

茶坊主

3
図書館本。著者は地元の隣町の出身。 「なぜ日本では『自分の茶碗』が決まっているのか」が気になって。 疑問の答えは見つからなかったけど、面白かった。 「椀」に始まって、箸、鉢、徳利・・と、日本食で使われてきた食器の歴史や多文化との比較が語られる。 韓国や中国も同じ箸の文化なのに、匙だけ日本に定着しなかったのは錆びやすい気候だったから? 有田焼などのお皿が派手なのは、食べ終わってもお皿を下げない習慣だから、空でも美しく見えるようにしたため・・・ もう一度、じっくり読みたい一冊。 2019/10/13

2
器について学ぼうとする際におすすめされた一冊。食べ物の話が好きなんだよな。とても興味深く楽しみながら読めた。今まで耳にしたことはあってもなんのことかよくわからなかった謎の言葉もここではっきりした、ということもあった。こういった本も色々読んでみたい。2022/01/03

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