出版社内容情報
家電産業における日本企業の敗因を探究するために、当時の状況、経営行動、意思決定過程を綿密に捉え、将来をも展望する渾身作。
内容説明
なぜ日本企業は負けるのか。当時の状況とその変化への戦略対応過程をドキュメンタリー・タッチでとらえ、家電産業における日本企業の敗因を探究。「ダイナミック戦略能力」と「コーポレート・ガバナンス」の欠如を敗因と認定し、今後のIoT/AI時代への処方箋も提示する渾身作。
目次
なぜ日本企業は負けるのか
第1部 戦いの経過(薄型TVの開発と1990年代のTV業界;フェイズ1:1990年代;フェイズ2:2000~03年;フェイズ3:2004~05年 ほか)
第2部 敗因の分析(シャープの敗因;パナソニックの敗因;ソニーの敗因;日立の敗因 ほか)
IoT/AI時代を生き抜くために
補論 東芝とパイオニアの敗因
著者等紹介
河合忠彦[カワイタダヒコ]
1967年、東京大学経済学部卒業。1971年、東京大学大学院経営学研究科修士課程修了。1986年、カリフォルニア大学(バークレー校)経営大学院博士課程修了(Ph.D.)。学習院大学経済学部教授、筑波大学社会工学系教授、中央大学大学院戦略経営研究科教授などを経て、筑波大学名誉教授。専攻:経営戦略論、経営組織論、リーダーシップ論、企業と社会論、企業行動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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