内容説明
再発見!高校日本史教科書。「占領下の日本」「55年体制」「高度経済成長」「日本列島改造論」「バブル経済」…戦後70年、日本の歩みをふり返りより良い未来を考える。
目次
第1章 占領下の日本(占領と改革;非軍事化と民主化 ほか)
第2章 冷戦と講和(占領政策の転換;インフレの抑制と経済安定9原則 ほか)
第3章 高度成長の時代(55年体制の成立;高度経済成長と保守政権の安定 ほか)
第4章 経済大国への道(ニクソン・ショックの波紋;高度経済成長の終焉 ほか)
第5章 現代の世界と日本(冷戦の終結と東欧革命;混迷する政治 ほか)
著者等紹介
老川慶喜[オイカワヨシノブ]
跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授。立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
36
もういちどどころか、通史ははじめて。個々にはこれまで様々な形で知っていても、時系列で一気に読むとヌケモレがわかる。◇A5横組、写真にグラフ&表、一次資料(それぞれある程度ボリューム確保してあって◎)、そして各種注やゴシック化などの強調表記…、「教科書」というメディアの、学びを促すための気配りや細やかさに驚かされる。いや最強だよ。◇今の自分には経済史の丁寧さが嬉しい。でも高校時代にこの授業あっても、耳通り抜けてたろうな。そう、自分で興味持ってる子は少ないはず、でも高校時代に触れときたい内容というのが難しい。2018/05/01
壱萬弐仟縁
35
後ろから読むならば、i-phoneの写真もある(172頁)。戦後史というよりは、現代史の一コマではあるが。QCサークル懐かしい(106頁)。これに読書会を組み合わせるといいと思うけどね。通勤地獄で混雑度250%以上は、京浜東北線のラッシュに遭遇した8年前を思い出した。過疎問題とは、人口減少のために防災、教育、保健、医療、交通など、地域社会を支える基礎的な条件の維持が困難となり、地域の生産機能がいちじるしく低下すること(122頁)。2016/07/18
サトシ@朝練ファイト
25
憲法制定に至るまではいい、農地解放もよし、しかし昭和47年以降がなってない。山川にしては冗長過ぎる。2016/08/17
Mik.Vicky
8
大人になって、歴史というものに若干興味が出てきて、ある程度の知識が蓄積されてきたのでスムーズに読めたが、学生時代は歴史にまったく興味がわかず、山川出版社の歴史の教科書は無味乾燥なたんなる紙の集合体としか見れなかった・・・ただし淡々と表面上の事実が記述されているだけであり、無味乾燥さは今でも変わらないように思う。ただ教科書という観点で考えたらこのように記述するほかないんだろうな。2019/12/02
イボンヌ
5
本の作りも日本史の教科書そっくりで、読みやすいです。かなり昔の出来事だと思っていたのが、平成の時代だったりし驚きました。2016/06/11