内容説明
森林利用学は森林土木学、林業機械学、森林作業システム学を網羅的に扱い、木材の伐採・搬出からその利用まで、資源をより安全かつ効率的に供給するプロセスを追究する学問。素材生産を中心として、機械、林道、作業システム、労働科学、バイオマス、歴史をテーマに、森林利用学の基礎と応用を図や表を豊富に用いて平易に解説。
目次
森林利用学序論
森林利用学の歴史
森林作業
林業機械(可搬式機械と車両系機械;架線系機械・ワイヤロープ・索張方式と架空索理論)
森林作業の生産性とコスト
森林作業の安全
労働科学
森林作業と路網とのつながり
路網計画
林道の構造
林道の設計
林道の施工・維持管理
バイオマス総論―木質エネルギー利用の現段階
バイオマス各論―未利用森林バイオマス資源の発生・生産と収穫
著者等紹介
吉岡拓如[ヨシオカタクユキ]
東京大学大学院農学生命科学研究科
酒井秀夫[サカイヒデオ]
東京大学名誉教授
岩岡正博[イワオカマサヒロ]
東京農工大学大学院農学研究院
松本武[マツモトタケシ]
東京農工大学大学院農学研究院
山田容三[ヤマダヨウゾウ]
愛媛大学大学院農学研究科
鈴木保志[スズキヤスシ]
高知大学教育研究部自然科学系農学部門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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