出版社内容情報
分子やその集合体の構造がそれらの性質や機能と密接に関係することを、具体例を通じて示す。多様な構造の背景にある電子の振る舞い、化学結合、分子間相互作用のしくみを学ぶ。化学のしくみを巧みに利用して、材料や医薬など物質創製につなげる考え方と実践を紹介する。分子やその集合系の構造を観察する測定法の原理と、得られる情報およびその解釈の具体例を示す。実験、測定と論理的思考に基づいて、化学のしくみや活用の基本的考え方を学ぶ。
目次
光る原子
色づく分子
原子の姿
結合する原子
分子のかたち
低分子のかたちと機能
高分子のかたちと機能
分子が作る集合体のかたちと機能
分子のかたちから生き物を理解する
タンパク質のかたちを見る、知る〔ほか〕
著者等紹介
橋本健朗[ハシモトケンロウ]
1962年新潟県に生まれる。現在、放送大学教授・理学博士。専攻は理論化学・計算化学・物理化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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