出版社内容情報
「世界が変わると信じていれば、自分がその一端を担えると信じるのはごく自然なことだ」――稀代のパイオニアに学ぶ、情熱と冷静の仕事術。
【著者紹介】
コンサルタント、執筆家
内容説明
アマゾンを創った男、ジェフ・ベゾス。わずか２０年で世界最大の通販サイトを築いた稀代の経営者だが、小売業界を震撼させる男として忌み嫌われる一方、消費者の望みを叶える革命児と讃えられるなど、その人物評は常に割れる。私たちの消費スタイル根底から変えてしまったベゾスとは、一体どんな人物なのか。彼の言葉から素顔を読み解いてゆく。そこにはネットビジネスのみならず、あらゆる分野に通じる「成功の要件」が詰まっている。
目次
第１章 挑戦―アマゾンのように、すべては小さな源流から始まる
第２章 顧客志向―アマゾンのように、多くの恵みを与えよ
第３章 変化―アマゾンのように、激流であれ
第４章 組織―アマゾンのように、生態系をつくれ
第５章 精神―アマゾンのように、絶えず流れ続けよ
第６章 創造―アマゾンのように、唯一無二であれ
第７章 時間―アマゾンのように、悠久であれ
著者等紹介
桑原晃弥［クワバラテルヤ］
１９５６年広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。人材採用で実績を積んだ後、トヨタ生産方式の実践と普及で有名なカルマン株式会社の顧問（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かしまさ
11
今やGAFAとも称されるインターネット界4騎士のひとつ、Amazon。そのアマゾンの創業者がジェフベゾス。名前は知ってたけどやってることが他社に比べて地味(実はそんなことないんだけどな)に見えるので注目度が低め。そんなジェフベゾスの「名言」とエピソードがまとめてあります。例えばスティーブジョブズみたいにインパクトの強い発言は少ないんですが、地道ながらも自分のやるべきことに邁進する強い意志が感じられました。もしかしたら日本人向きな考え方かも。2020/12/04
壱萬弐仟縁
10
新刊棚。裏表紙によると、人物評価は賛否が割れる。ということは、保革対立なのかもしれない。アマゾンのように○○という表現が各章のタイトルに掲げられる。したがって、全体の構成も上流から中流、下流に行くイメージで読める。右ページに格言のように大きな文字でまとまっているので、そこだけ見てから左頁に移ってもいいのではないか。「失敗はイノベーションと発明の本質的な部分です」（３６頁）。失敗も革新も、発明のための産みの苦しみなのである。発明樂なきゃ苦だらけ（苦笑）。注意する相手は顧客であり、競争相手ではない（５２頁）。2013/11/26
桜井葵
5
Amazon創業者ベゾスの思考方法を学べました。利益よりも顧客重視。常に長期的目線で共感できることも多かったです。「起業文化として私たちの最大の強みは、何かを生み出したら何かが壊れることを受け入れるべきということです。」現状に満足せず、更に顧客を満足するためにはどうすればいいのか？を考えているベゾスらしい言葉でした。
だまし売りNo
3
Amazonは書籍のインターネット通販から始まったが、「地球上で最も豊富な品揃え」をセールスポイントとしてインターネット通販で圧倒的な地位を占めている。その強みをAmazon BusinessやAmazon Web ServiceとB2Bでも活かしている。2019/07/11
luther0801
3
当たり前のことを当たり前にやり続けることは難しいが、全てが顧客中心という、基本路線をブラさなければ、きちんとしたものが出来るまで発明、再発明を粘り強く続けることが出来る、という精神の持ち様はスゴい。2013/11/18
