世界一わかりやすい哲学の授業

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世界一わかりやすい哲学の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569794648
  • NDC分類 100
  • Cコード C2011

内容説明

サンデル本に挫折したあなたでも大丈夫。哲学の名著を超やさしく紹介。

目次

アリストテレス『ニコマコス倫理学』―幸福な毎日を送るための生き方とは?
デカルト『方法序説』―どうしたら自信がもてるようになるの?
ロック『人間知性論』―なぜ経験が大事なの?
ルソー『社会契約論』―みんなで物事を決めるにはどうすればいい?
カント『純粋理性批判』―自分の判断に迷ったときは?
キルケゴール『死に至る病』―絶望は克服できる?
マルクス『経済学・哲学草稿』―競争社会に疲れたら?
サルトル『実存主義とは何か』―自由に生きるってどういうこと?
レヴィナス『全体性と無限』―どうすれば他人を理解できる?
メルロ=ポンティ『知覚の現象学』―なぜ身体を大事にしなければならないの?
フーコー『監獄の誕生』―人から操られるのが嫌なら?
アーレント『人間の条件』―毎日を生き生きと過ごすためには?
ロールズ『正義論』―どうすれば人と分かち合える?
ノージック『アナーキー・国家・ユートピア―国はなんのためにあるの?
サンデル『リベラリズムと正義の限界』―結局一人では生きられないの?

著者等紹介

小川仁志[オガワヒトシ]
1970年京都市生まれ。徳山工業高等専門学校准教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学や欧米の政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kotte

16
Kindle Unlimitedで読みました。世界一わかりやすい哲学の授業を私は理解できませんでした。ロールズ、ノージック、サンデルあたりはなんとか理解できますが、それ以外はかなり難しいです。哲学については引き続き勉強あるのみです。頑張ります!2017/04/23

Minyole

4
「世界一わかりやすい」というタイトルに飛びつくのは初学者だと思いますが、初学者には難しいと思います。初めて読んだときに難しいと感じて、自分は世界一分かりやすい授業にもついて行けない落ちこぼれなのかと、少し落ち込みました。先生が生徒に教える形態なのですが、その生徒がまた専門家真っ青のスーパー女子高生や、知識は無いけど一瞬で人のいうことの本質を理解してしまう定年退職したてのオジサンなので、置いていかれた感が助長されました。でも、ほかの本を読んで、しばらく間を置いてから読んだら、結構分かりやすいと感じました。2016/07/26

瀧口一喜

3
著名な哲学者の思想について講義スタイルで解説している。表紙裏にある「この一冊で丸わかり!!」とはならないと思うが、各哲学者について3冊ずつ著作の紹介をしており、次への扉として参考になった。 2018/01/11

考える犬。

3
平易な解説を心がける小川さん、さすが。でも、何も哲学をかじったことがない人にはそれでも難解ですね、きっと。自分にとってはカントあたりはちんぷんかんぷん。逆にサルトルやレヴィナスあたりはもっと知りたい!と知的好奇心が刺激されました。入門書というよりも哲学書へのブックガイドと言った方が適切でしょうか。2011/05/08

ちるちる

3
著者も語っているが、ここから興味を持った哲学者の原著を読むという流れが生まれることを望んでいるようなので、内容的には哲学の入門書というより、著名な哲学者の紹介本といった本。正直、これでも内容的に敷居が高く感じた。紹介本としての形をとるのであれば、もう少し日常的な事例と組み合わせることにより、哲学という分野が自分の生活にも応用可能という考えを生むことが出来れば、哲学に興味を持つ人間をもっと増やすことが出来るのではないだろうか。2011/02/22

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