内容説明
本書は「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム―データ思考の涵養」に準拠した、学生および一般社会人向けの教科書・参考書である。解説にあたっては、高校との接続には特に留意するとともに、図や表はあえて多用せず、代わりに数式や作業手順を丁寧に説明し、さらに、分析アプリの利用法や例、また数学の基本的な部分にも十分の紙数を使い、種々のデータサイエンス・AI教育にも利用できるよう配慮している。学生をはじめ、すでに産業界や経済界において活躍している方々も含め、多くの方々に本書を手に取っていただき、大学における新しいリベラルアーツの教育実践の息吹にふれていただきたい。
目次
1 導入(社会で起きている変化とデータ・AI利活用;社会で活用されているデータ;ビッグデータ・AIの活用領域;ビッグデータ・AI利活用のための技術;ビッグデータ・AI利活用の最新動向)
2 基礎(データを読む;データを説明する)
3 心得(データ・AIを扱ううえでの留意事項;データの取り扱い;AIとのかかわり)
4 選択(統計基礎;アルゴリズム基礎;数理基礎;時系列データ;時系列解析;機械学習基礎;特徴抽出;テキスト解析;画像解析;ビッグデータ利活用の実際;多変量解析)