「食べる」が変わる「食べる」を変える―豊かな食に殺されないための普通の方法

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「食べる」が変わる「食べる」を変える―豊かな食に殺されないための普通の方法

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562057238
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0098

出版社内容情報

喫煙や飲酒より「食」に由来する死因が多い現代人。豊かさゆえの食の乱れの構造を検証しながら、しかし極端な善悪二元論や完璧主義に陥ることなく、「普通に食べる」方法を世界的なフードジャーナリストが模索する希望の書。

内容説明

「食」は喫煙や飲酒よりも恐ろしい「死のリスク第1位」。豊かに見えて実は貧しい現代人の食の構造を検証し、しかし単純な善悪論や完璧主義に陥ることなく、「普通」に食べる大切さを世界的なフードジャーナリストが指し示す。

目次

食物に「追いつめられる」現代人
食の変貌―栄養転換と均質化
ミスマッチ―肥満と渇き
食の経済学―過剰供給がもたらしたもの
時間がない―「どう」食べるか
移り気な消費者―流行
自由―外食・宅配・スーパーマーケット
戒律的な食べ方―「排除」と「代替」
料理への回帰
「食べる」を変える
昔の皿に新しい食べ物を

著者等紹介

ウィルソン,ビー[ウィルソン,ビー] [Wilson,Bee]
1974年生まれ。イギリスのフードジャーナリスト。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ卒業。『サンデー・テレグラフ』紙に毎週フードコラム「キッチン・シンカー」を寄稿しており、このコラムで2004年、2008年、2009年にギルド・オブ・フードライターズ・フードジャーナリスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。『人はこうして「食べる」を学ぶ』(原書房/2017年)は、料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞(2015年)、ロンドンの老舗百貨店が主催するフォートナム・アンド・メイソン・フード&ドリンク賞(フードブック部門/2016年)を受賞した

堤理華[ツツミリカ]
神奈川県生まれ。金沢医科大学卒業。麻酔科医、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

29
食の原点へ立ち返れというメッセージ。資本主義と加工食品の蔓延により、世界中で「食に人が捕まえられてる」現状の事例紹介がほとんど。正しく食べることについて、もう少し増補してほしいと思った。2021/03/02

イワトコナマズ

9
再読。完全食に関する部分が興味深かった。「きゅうりの対局にあるもの」という小見出しからすでに面白かった。作者はイギリス人であり、イギリスのきゅうりは温室で手間を掛けて育てる割に栄養はあまりないため、きゅうりは無駄と非効率の象徴だそうです。 また、完全栄養代替食は食べることの代替ではなく、「食べないことの代替」というのが印象的でした。2022/09/20

イワトコナマズ

8
世界の食習慣が時代とともにどのように変化しているかということが書かれています。食料がありすぎる世の中でどのような食生活を送ればよいかということを、世界の食に関する様々なデータや事例をもとに考えています。2020/06/18

もけうに

4
食文化論・社会学・ジェンダー・行動経済学・栄養学・etc. と多岐に亘る内容の力作。単に現代の食を批判するのではなく、現状を踏まえて今出来る具体的な対策を提示してくれる。女性が無償の家事労働に縛り付けられていた過去を思えば、単純に「昔は良かった」とも言えない。料理のハードルを下げて、自分が今食べているものをきちんと把握することが大事。一番の問題は食が二極化していること。貧富の差の拡大。2022/01/07

バーベナ

4
強いタイトルですが無駄に恐怖心をあおったりしない良書。食のブームはコロコロ変わる。今なら時短かな。ほんの20年くらいを考えても、まったく食生活はかわっている。古き良き食卓は、どの時代の事?踊らされず怖がらず、自分で考えて食を整えていこう。2020/04/05

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