出版社内容情報
時代や地域、ジャンルを問わず、「本の発展の歴史」においてターニングポイントになった100冊から、さまざまな文化や時代で本がどう変遷し、どう関連したかを300点以上の貴重な図版とともにわかりやすく解説する。用語集、索引付。
内容説明
100冊の「本」でたどる人類の叡智5000年の歴史!世界中の貴重な歴史的コレクションから選りすぐった300点以上の図版を収録し、思考や知識を伝える方法を追求してきた足跡をたどる。墓の碑文からパピルスに書かれた最初の文書、巻物から、ローマ時代の最初の綴じられたコデックス、高級で贅沢な手稿から可動活字の製造と大量印刷術の発明への移り変わり、そして印刷本から電子書籍リーダー、さらにその先にいたる本の歴史を明らかにしている。
目次
第1章 本のはじまり
第2章 東方における取り組み
第3章 偉大なる古典
第4章 中世世界と本
第5章 東方からの光
第6章 変化の原動力
第7章 危険な発明
第8章 印刷と啓蒙
第9章 印刷の発展
第10章 動乱の20世紀
第11章 デジタル化と本の未来
著者等紹介
ケイヴ,ロデリック[ケイヴ,ロデリック] [Cave,Roderick]
印刷の歴史研究者であるとともに、司書として稀覯本のコレクションにかかわる仕事をしてきた。また、世界中の図書館や大学で、情報学の講座を立ち上げてきた。ユネスコの元相談役であり、アメリカの大学や博物館で、本の歴史について助言するとともに、大英図書館の顧問もつとめてきた
アヤド,サラ[アヤド,サラ] [Ayad,Sara]
図書館助手、書籍販売員、編集者として、長く本とかかわってきた。最近では、文学と視覚芸術への強い関心から、絵画研究者としても活動している
樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年東京都生まれ。東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。東京大学教授、国立西洋美術館館長をへて、現在、印刷博物館館長。東京大学名誉教授。専攻は西洋中世史
大山晶[オオヤマアキラ]
1961年生まれ。大阪外国語大学外国語学部ロシア語科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
ykshzk(虎猫図案房)
メデスキ
kiltcool
Tatsuhito Matsuzaki