内容説明
コースの業績を辿る「取引コスト」のアイディアや「コースの定理」。そして法と経済学。新制度派経済学のレジェンドの理論を体系的に理解できる!あまり知られていない、彼の人物像に関するエピソードも興味深い。
目次
第1章 長旅の道標
第2章 企業の本質
第3章 価格形成、会計および費用
第4章 社会的費用の問題
第5章 政府と市場
第6章 経済学に対するコースの見方
第7章 経済思想史におけるロナルド・コースの位置づけ
著者等紹介
メデマ,スティーブン・G.[メデマ,スティーブンG.] [Medema,Steven G.]
1963年生まれ。1985年カルヴァン・カレッジ卒業。1989年ミシガン州立大学でPh.Dを取得。1989年から2019年までコロラド大学デンバー校で講師、准教授、教授。2019年からデューク大学研究教授、コロラド大学名誉卓越教授。専門は、経済学史、公共経済学、法と経済学。2009‐2010年に米国の経済学史学会(HES)の会長を務めた
新田功[ニッタイサオ]
1952年生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程退学。博士(経済学)。明治大学政治経済学部教授。専攻は統計学、経済統計学
武田巧[タケダタクミ]
1958年生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程退学。明治大学政治経済学部教授。専攻はマクロ経済学、ミクロ経済学
八木尚志[ヤギタカシ]
1959年生まれ。早稲田大学大学院政治経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。明治大学政治経済学部教授。群馬大学名誉教授。専門は理論経済学、経済学史、経済システム分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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