出版社内容情報
年間二千人の人口減少に直面する小樽市。行政と大学が、所得・市民意識から子育て・マーケティングまで原因と対策を提言する。
内容説明
人口を増やす産業はあるのか?観光重視は果たしてプラスか?小樽市と小樽商大が組んだ全国自治体調査などから浮かび上がる、新たな「この国のかたち」。図表150点収録。年間2000人の人口減少に直面する小樽市。行政と大学が、所得・市民意識から子育て・マーケティングまで原因と対策を提言する。
目次
座談会 われわれに何ができるのか?前篇
第1章 小樽市の人口の推移とまちの変遷
第2章 小樽市における人口減少と所得の関係―全道事例との比較
第3章 居住満足度と居住地選択―小樽市民・札幌市近郊住民を対象とする事例研究
座談会 われわれに何ができるのか?後編
第4章 子育て環境と定住志向―子育て世帯は何を求めているのか?
第5章 小樽三団体に対するヒアリング調査とその分析
第6章 人口減少時代の自治体におけるマーケティング戦略―全国の市及び東京都二三区を対象としたアンケート調査に基づく実証分析
第7章 教育及び医療・福祉における小樽市と札幌市の比較
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はまちゃん
2
当たり前と思っていたことをしっかり検証していますね。これからの市の施策に期待します。2019/12/02
kitakita
1
小樽市と小樽商科大学のタッグで取り組んだ一冊。アンケートと統計学から導き出された策がブランディングと公共交通機関の充実というのでは当たり前すぎるような。でもこれが現実的なのか。公共交通機関の充実よりはライドシェア導入がこれからの鍵になるような気がします。2023/12/23
たけぞう
0
得られるものがなかった。 小樽商科大学の、先生がやってみた、統計学 とかにタイトル変えたほうが良かったのでは。2020/07/14