出版社内容情報
発見当初から人々を魅了したアイドル動物と人間の数奇な軌跡とは。謎に包まれた生態と繁殖、保護活動まで網羅。図版多数。
内容説明
発見当初から人々を魅了し、動物園では驚異の集客力を発揮。中国共産党は外交に、WWFは広告塔に利用した。このアイドル動物と人間が辿った数奇な軌跡とは。謎に包まれた生態と繁殖、保護活動の最新情報まで網羅。
目次
第1部 未知の動物(極上の白黒のクマ;皮と骨;狩りの始まり;生け捕り作戦)
第2部 象徴としての動物(共産主義国の「商品」;野生動物保護の顔;お見合いの政治学;第二の生涯)
第3部 保護される動物(大統領のパンダ;野生のパンダたち;飼育下での研究;未来へ)
著者等紹介
ニコルズ,ヘンリー[ニコルズ,ヘンリー] [Nicholls,Henry]
1973年生まれ。ケンブリッジ大学を卒業後、シェフィールド大学で進化生物学を専攻し、博士号を取得。現在、イギリスの科学ジャーナリスト、科学雑誌編集者として活躍。ネイチャー誌、ニュー・サイエンティスト誌、インディペンデント紙などに精力的に寄稿している。得意分野は進化生物学、野生動物保護、科学史
遠藤秀紀[エンドウヒデキ]
東京大学農学部卒。国立科学博物館、京都大学霊長類研究所を経て、東京大学総合研究博物館教授。博士(獣医学)。獣医師。動物の遺体に隠された進化の謎を明らかにし、標本として未来へ引き継ぐ活動を続けている。ジャイアントパンダで7本目の指を理論化した
池村千秋[イケムラチアキ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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